マジかよ!ラッキーバンク!?

ラッキーバンク「東京都港区オフィスビルコンバージョンプロジェクト」

本日11時からラッキーバンクさんで5ファンドが同時募集されましたが、そのすべてがわずか10分にも満たずに完売してしまいました。

個人的にはその条件で?と感じたファンドまでもが10分内で完売しており驚きましたが、ここ最近ラッキーバンクさんは年間2,500名、直近で月間400名の新規ユーザーを獲得しているとのことで人気が沸騰してきており、以前よりも条件の低いファンド(と言ってもかなり高利回りですが)についても中々申込が難しい状況になってきているようです。

ラッキーバンクさんは高利回り高リスクのファンドを取り扱うソーシャルレンディング会社さんとは言え、全案件に不動産担保を付けて可能な限りの投資資産保全を行っている点が人気となっているのでしょうか。

その他、ラッキーバンクさんのより詳細な情報については下記の記事をご参考下さい。

ソーシャルレンディング会社紹介「ラッキーバンク」

Project1の比較

さて今回のファンドはすでに完売してしまっていますが、興味が湧きましたので各ファンドの情報を比較して分析してみました。

なお多分に漏れず各ファンドのProject2はファンド全体から見て割合が小さいため省略し、その上でProject1の「東京都港区オフィスビルコンバージョンプロジェクト」の条件を一覧にまとめています。

ファンド 利回り 運用期間 運用開始日 運用終了日 募集金額 完売時間
187号 9.90% 12ヵ月 2017年01月31日 2018年01月29日 2,550万円 1分58秒
188号 9.60% 13ヵ月 2017年01月31日 2018年02月28日 2,500万円 4分11秒
189号 9.30% 11か月 2017年01月31日 2017年12月28日 2,500万円 5分37秒
190号 9.00% 10か月 2017年01月31日 2017年11月28日 2,500万円 7分47秒
191号 8.70% 9ヵ月 2017年02月01日 2017年11月28日 2,500万円 9分18秒

これらのファンドのうち187号だけは他のファンドとは仲間外れのファンドとなっており、こちらは「東京都港区オフィスビルコンバージョンプロジェクト」の第三期募集、その他のファンドは第四期募集のファンドとなっていました。

ちなみにそれ以外の条件については上記表にまとめた以外は同じとなっているようです。

運用期間と運用開始日、運用終了日、利回りについて

定期預金などでもそうですが、人にお金を預ける場合は預けている期間が長くなればなるほど運用リスクが高くなり、利回りは大きく、逆に期間が短くなればなるほど運用リスクが高くなり、利回りが低くなる傾向にあると考えています。

その意味で今回募集されたファンドは募集期が異なる187号を除けば、運用期間が短くなればなるほど利回りも低くなっておりこの点については妥当な傾向に感じられます。

ただしこれにはもう一つ条件を考える必要があると考えています。

それは「運用開始日が同じ」で運用期間が異なっていれば利回りが異なるのはなるほど、と感じられますが逆に「運用終了日が同じ」場合はどうでしょうか。

お金を返さなければならない相手は「運用終了日が同じ」複数の返済先がある場合、他に契約条件などの違いがなければ同じ財布からお金を返すことになるためリスクは同じになると思いませんか?

このため私は他の条件が同じで利回り、運用期間が異なるファンドが提示されている場合、まずは運用終了日の違いを確認するようにしています。

これを踏まえて一覧の条件をもう一度良く見ると

190号ファンドと191号ファンドは運用終了日が「2017年11月28日」で一致しているにも関わらず、利回りはそれぞれ9.00%と8.70%と0.3ポイント異なっており、さらによく見ると運用開始日も「2017年01月31日」と「2017年02月01日」と1日しか違いが無いにも拘わらず運用期間の表記は1か月異なるように示されており、利回りもその分下げられています。

たった1日の違いであれば同じ利回りで提示して頂いても・・・これが最初に書いたその条件で?と感じたファンドでした。

担保余力の状況(参考)

担保不動産の余力の状況は下記のような感じでしょうか。

評価額
11億円
担保余力
1億500万円
100%
ラッキーバンク
第2順根抵当権
9億円
極度額余力
1億4,500万円
90.5%
第四期
1億円
77.3%
第三期
1億2,750万円
68.2%
第二期
1億2,750万円
56.6%
第一期
4億円
45.0%
他社
第1順抵当権
9,500万円
8.6%

これだけを見るとまだ担保余力、極度額余力がありリスクはそこまで高く無さそうには思えますが、本プロジェクトは随時追加募集があるとのことで極度額余力の部分は全て埋まってしまうかもしれませんね。

その時、ラッキーバンクさんの根抵当権内での各募集期の違いによる優劣についての記載は見つかりませんでしたので、表の割合部分は参考程度にしかなりません(担保売却が必要となった際に同じ条件で元本影響があるかもしれません)が、期が若い方が返済日も近いためリスクが低くなっているようには思います。

その意味で今回募集されたファンドの利回りとリスクは自分にとって妥当か・・・毎回ここまで考えてソーシャルレンディング投資をしている方はあまりいないとは思いますが、何かの参考になりましたら幸いです。

※何だかんだ書きましたがラッキーバンクさんはここまで考えられるだけの情報を公表されているという点において投資家さんに対して比較的公正なソーシャルレンディング会社さんだとは思います。

 

 

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