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ラッキーバンクのファンドに見る返済完了日と利回りの関係

いくつかのソーシャルレンディングサービスで提供されるファンドの中には、同じ投資先、投資案件に対する投資を複数回に分割して数回募集されていることがあると思います。

ラッキーバンクは2018年3月2日に関東財務局から業務改善命令を受けて現在は投資受付業務を停止中です。
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みなさんも見たことありませんか?

ファンドの説明文を読んでみると、ある1つの融資案件に対して複数回に分かれた募集が行われ、今回募集されるファンドは5次までの募集のうち、3次募集のファンドとなっています・・・という内容。

今までこの説明に対して私もあまり深く考えたことはありませんでしたが、ラッキーバンクの募集の傾向を読み解くともう少し違った意味合いも考えるべきではないか?と感じる傾向に気付きました。

返済完了日と利回りの関係

現在、ラッキーバンクでは「東京都渋谷区1棟収益物件コンバージョンプロジェクト×東京都中央区オフィスビルPMプロジェクトによる不動産担保ローンファンド」を十次募集に分割して募集しようとしています。

こちらのファンドは本日時点では10月15日(土)の10時に募集される第三次募集ファンドまで条件が公開されており、今回のトピックに関連する情報は次の内容となっていました。

ファンド名貸付実行日返済完了日運用期間利回り
第148号ローンファンド2016/10/202018/07/3021ヶ月10.00%
第147号ローンファンド2016/10/202018/08/2822ヶ月10.00%
第146号ローンファンド2016/10/142018/09/2823ヶ月10.00%

まだここでは今回の記事で読み解きたい傾向については見えてきませんが、返済完了日が最近募集されるファンド(上にあるファンド)の方が今現在に近いのに対し、利回りが変わっていない点を心に留め置いて下さい。

前回募集されていた一連のファンドから見えた傾向

これに対して前回募集されていた一連のファンド「東京都杉並区1棟収益物件売却プロジェクト×東京都中央区オフィスビルPMプロジェクトによる不動産担保ローンファンド」は次のような傾向となっていました。

ファンド名貸付実行日返済完了日運用期間利回り
第145号ローンファンド2016/10/142018/03/2817ヶ月9.30%
第144号ローンファンド2016/10/142018/05/0118ヶ月9.40%
第143号ローンファンド2016/10/142018/05/2819ヶ月9.50%
第142号ローンファンド2016/10/142018/06/2820ヶ月9.60%

こちらから見える傾向は現在募集中のファンドと比較してみると分かりやすいと思いますが、返済完了日が最近募集されるファンド(上にあるファンド)の方が今現在に対して1ヶ月ずつ近くなっているのに対して利回りも0.10ポイントずつ低くなっていることが良く分かります。

この傾向が全てのファンドで発生している訳では無いようですが、ラッキーバンクで募集されるファンドにはこの傾向が見られることが多くあるように思います。

で。この傾向が何故発生しているのか例を想像して少し理由を考えてみたところ、推測ですがこういった理由ではないかと思い至りました。

まず自分に10万円の借金があったとします。

そして毎週1万円ずつ返却し、2ヶ月半で全額返済する必要がある場合、最後の2ヶ月半後に返済を行う状況と、来週=つまり最初の返済を行う状況とでは、どちらの方が自分の手元に返済に回す資金がある可能性かと考えてみると、来週の方が十分に資金がありそうですよね?

つまり逆に貸し手の立場から考えてみるると、後に返済されるお金の方がリスクが高くなってしまいますので利子も高く設定しておきたくなる訳です。

この考え方は第142号~第145号ローンファンドの利回りの傾向を説明するのにちょうど良い考え方であるように思います。

そう考えると今回募集のファンドは・・・

返済完了日が募集される毎に今現在に1ヶ月ずつ近くなっていますが、それなのに利回りは10.00%のままとなっています。

これは投資家サイドから考えてみると・・・中々おいしい傾向じゃないかと思います。

同ファンドはさらにあと7回募集される予定となっていますが、どこかの段階で少しずつ利回りが下がってくるのではないか?と考えていますので、どのタイミングで投資申し込みを行うべきか、非常に悩ましいところですね。

ラッキーバンクがもう少し先のファンドの利回り傾向まで公表してくれないかなぁ・・・と期待しつつ、本日はそろそろ眠くなってきましたのでこの辺までとさせて頂きます。

ラッキーバンクは2018年3月2日に関東財務局から業務改善命令を受けて現在は投資受付業務を停止中です。

コメント

  1. KLM より:

    いつも楽しく拝見させて頂いております。
    ラッキーバンクさんの案件はいつも2分くらいで満額になり凄いですね!
    今だとみんなのクレジットさんのキャンペーン連続がすごくて利回りと合わせると凄い利率になると思います。それでもすぐには満額にはならないようですね。

    キャンペーンが追加されるまで投資を待つ人が多いのでしょうか?
    ラッキーバンクとみんなのクレジットの案件の違いについてどうお考えか教えていただければ幸いです。

    クラウドバンクやmaneo、SBIなどいろいろあってクラウドファンドも競争が激化していますね。

    • まさお より:

      こんにちは、いつもコメントありがとございます。
      私もはっきりとその原因については分かりませんが次のような点が理由でしょうか?

      • (1)ラッキーバンクさんの方が早めにサービスを開始しており投資家が多い。
        ただ、みんなのクレジットさんは投資家数を公開されていないのと、大量のキャンペーンで投資家を集めている気配がありますので実際のとろこは良く分かりませんね。
      • (2)みんなのクレジットさんは担保の価値が良く分からない。
        ラッキーバンクさんは不動産担保を取り、また価値と抵当権の詳細情報が公開されているのに対して、みんなのクレジットさんは商品在庫、有価証券などを担保としており価値が良く分かりませんからね。
      • (3)ラッキーバンクさんは人気が人気を呼んでいる状況。
        ご存知の通りラッキーバンクさんの募集ファンドは毎回瞬殺状態となっており、「他の人もこんなに欲しいくらい良いファンドだ」と認識され更に投資募集を呼んでいる状況かもしれません。
      • KLM より:

        考察ありがとうございます。
        キャンペーンの利回りを考えるとみんなのクレジットさんなんですけど、担保情報などの公開性からやはりラッキーバンクさんを選びたくなりますね(>_<)
        他にも様々なソーシャルレンディング社がありますが安全性で考えるとSBIあたりに絞るのが無難かもしれないですね。

        • まさお より:

          リスクと利回りはある程度比例すると思いますので、どの会社、どのファンドを選ぶかの基準には個々人の好みが出ますね。

          私の場合はSBISLさんへの投資比重が最も高くなっていますが、これだけだと利回りが低くなってしまいますので、(と言ってもご存知の通り預金金利に比べれば天と地との差はありますが・・・)SBISLさんへの投資によりある程度リスクを取れていると判断して10%超の高利回りファンドにも手を出しています。

          また、高利回りファンドに投資を行う場合にもある程度担保情報が公開されているラッキーバンクさんや、海外ファンドではありますが小口分散と為替ヘッジがついても高利回りのクラウドクレジットさん辺りが私の好みにあっている会社さんかな・・・と考えています。