【2024年3月】メディア限定キャンペーンのご紹介!

「第1回 ソーシャルレンディングサミット」に参加しました。

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ソーシャルレンディング専門メディアのクラウドポートが主催の「第1回 ソーシャルレンディングサミット」に参加させて頂きました。

このイベントはサミットという名称から連想されるように「ソーシャルレンディング各社が会社の垣根をこえて集結」し、自社の紹介や各社の代表者の方々がパネルディスカッションを行うイベントとなっていました。

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参加企業、登壇者一覧(紹介順)

参加企業(サービス)名 登壇者
maneo maneoマーケット株式会社 取締役 安達義夫 氏
クラウドクレジット クラウドクレジット株式会社 代表取締役 杉山智行 氏
OwnersBook ロードスターキャピタル株式会社 代表取締役社長 岩野達志 氏
ラッキーバンク ラッキーバンク・インベストメント株式会社 代表取締役社長 田中翔平 氏
Tateru Funding 株式会社インベスターズクラウド 執行役員 村上 哲也 氏
CAMPFIRE 株式会社CAMPFIRE 代表取締役 家入 一真 氏
クラウドポート 株式会社クラウドポート 代表取締役 藤田 雄一郎 氏

タイムテーブル

プログラム 時間 登壇者
ソーシャルレンディング業界の現状と仕組み 19:00-19:15 藤田 雄一郎 氏
事業者プレゼン 19:15-19:50 maneo
クラウドクレジット
OwnersBook
ラッキーバンク
Tateru Funding
CAMPFIRE
投資家体験談 19:50-20:10 けにごろう 氏「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」管理人
ファイアフェレット 氏「ソーシャルレンディング赤裸々日記」管理人
パネルディスカッション 20:10-20:45 各社代表者
質疑応答 20:45-20:55

会場の様子と各社さんのお話

自分が会場入りしたのはサミット開催ギリギリの19:00ごろ、その頃にはすでに会場には多くの投資家さん、登壇者さん、ブロガーさんが席について開会を待っていました。

あとから入ったのでなんとなく見渡しての感想ですが、今回のイベントはもともと定員が60名となっていましたが、登壇者さん、ブロガーさんを含めると70~80名くらいはいたのではないでしょうか。

また男女比は9:1~8:2程度、年齢層は20台からかなりの高齢の方(70台くらい?)までいらっしゃったように思います。

そのような構成の中、サミットはクラウドポート代表の藤田さんによるソーシャルレンディング業界の現状と仕組みについてのプレゼンから幕を開けました。

各社さんのお話(ポイント)

各社さんからの直接のお話は、恐らく他のブロガーの方がまとめられると思いますので、若干手抜きさせて頂き、私が興味をひかれてメモした内容だけまとめます(各社さん、パワーポイントでプレゼンされていましたが写真撮るのをサボっただけ・・・でもあります笑)。

サービス ポイント
maneo 現在の登録ユーザー数は約43,000人。
この中には借り手側のユーザも含まれる。
うちアクティブユーザー数は約6,500人。
クラウドクレジット 投資の2/3はヘッジ有の物が選ばれている。
まだ損失が確定したファンドは無いが、マイナス10%程度までの物は発生するかも。
全体的にはプラスで終わるファンドがほとんど。
OwnersBook 元々不動産投資のプロが集まった会社。
都内に複数のビルを所有している。
現状はメザニンローン(担保リスク中)を扱っているが今後はエクイティローン(担保リスク大)の物も扱っていきたい。
ただし両者とも10戦10勝を目指す。
ラッキーバンク  金融庁検査が入っているが次のような点を求められている。
「投資家保護の仕組み」「分別管理」「案件精査」「倒産隔離(?)」。
このような事情もあり2月の募集金額は前月よりも落ちているが基本的には順調に投資金額を増やしてこれている。
Tateru Funding 自社で管理戸数13,000を保有しており、入居率は97%。
不特法(不動産特定共同事業)法に基づき事業を行っており、出資の優先枠を投資家、劣後枠をインベスターズクラウドに割り当て、資産評価額が下落した場合は先にインベスターズクラウドが下落分を引き受けることにより投資家の元本保護に努めている。
CAMPFIRE 現在はまだソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)を扱っていないが夏頃から開始予定。
ローカルな案件や関連企業(「BASE」や「お金のデザイン」など)の案件を取り扱いたい。
若者向けに、利回り追及だけでなくお金が社会に回ること自体が喜べるような多様な形のファンドを提案したい。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは3つのテーマについて話合われました・・・が、1つ目はおトイレ戻りでテーマ不明なため2点目以降について扱わせて頂きます(聞き間違いなどありましたら申し訳ありません。また若干話の繋がりが切れている箇所もあります)。

ソーシャルレンディング業界の課題

  • 今のところ事故は無いが、発生した際にその理由を投資家さんに納得して貰えるように説明出来るかが悩ましい。(maneo 安達氏)
  • その点については(法律的に)制限があるため説明し辛い点があるが、開示できる風潮を作り改善していくことが望まれる。(クラウドポート 藤田氏)
  • 投資家保護のための体制整備、ガバナンス、投資資産の分別管理、倒産対策などが考えられる。(クラウドクレジット 杉山氏)
  • (参入前に気になっていた点を問われて)どういう人が投資を行うか、5%という比較的高くはない利回りを提示したため、この点がどの程度気にされるかが気になっていた。(→結果、1号案件は20分、2号は1分、3号は抽選制にして募集金額の3倍申込)(TATERU FUNDING 村上氏)
  • (課題に対してどうすべきか問われて)借り手の情報開示、利回り以外でのアピールにより多様な人を集める必要がある。例えば違う売り口で若い人を取り込む必要がある。(CAMPFIRE 家入氏)

ソーシャルレンディング業界の今後

  • (TATERU FUNDINGはIoT関連事業も扱っていることから)FinTechとの繋がりなど、環境の良い提案をしていきたい。(TATERU FUNDING 村上氏)
  • (市場規模を問われて)海外のP2P(ソーシャル)レンディング市場では数千億(ドル?)。日本でも政府の後押しによりソーシャルレンディング投資をリートの手前の市場と捉えることができれば数兆円規模はあるかも。(maneo 安達氏)
  • 日本人は意外にリスクが大好きなのでは。理由はラスベガスよりもパチンコの方が市場規模が高い。このためパチンコファンの方のお金をソーシャルレンディングに回せないかと考えている。(OwnersBook 岩野氏)
  • (若い人を取り込む方法を問われて)自分(26歳)の周りを含めラッキーバンクでは10~15%の投資家が20代となっており(若いうちから)金融リテラシーが付いてきていると思う。自社などプライマリマーケットからセカンダリマーケットを作ってより投資しやすくしていきたい。(ラッキーバンク 田中氏)
  • NPOバンクのように今の若い人はお金が社会に回ること自体が利息と考えることが好きなので(そういった方にもすそ野を広げたい)。(CAMPFIRE 家入氏)

サミットを終えて

サミットを終えて会場となった東京ミッドタウンの出口を出て、かの有名な六本木交差点に向かって歩き出したビルの上にクラウドバンクの広告が輝いていました。

クラウドバンクさんのビル広告

※写真だと見えませんが枠線の箇所に広告がありました。

くしくもクラウドポートの藤田氏はクラウドバンクさんの出身。

このことを知って会場を選んだのかは分かりかねますが、今後のソーシャルレンディング業界が何かこうやった運や良縁をもって健全に拡大していってくれると良いな・・・そう感じたサミットでございました(変な締め笑)。

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