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「月曜から夜ふかし」から学ぶ宮古島バブルと「SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド 17号」の関係

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ネット金融最大手のSBIグループが運営する老舗サービス「SBIソーシャルレンディング」で2019年10月10日10時から「SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド 17号」の募集が予定されています。

ファンドの基本的な情報

ファンド名 SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド 17号
運用利回り 8.00%(年利換算)
運用期間 約2年
募集予定 2019年10月10日10時~
担保/保証 担保付
募集金額 11億1,600万円
必要資金 5万円~
返済方法 一括返済

投資スケジュール

  • 募集開始日
    2019.10.10
  • 募集終了日
    2019.10.17
  • 運用開始日
    2019.10.18
    ↑約2年↓
  • 運用終了日
    2021.10.末日

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投資概要について

本ファンドでは「不動産を取得し、開発等を行う事業者」向けに貸付けを行います。

またこの事業者は沖縄県の宮古島にある土地を購入し賃貸マンションを建築する計画を立てており、本ファンドはこの「不動産(土地)取得資金及び建物の建築資金の一部」に貸付する形となっています。

宮古島と言えば最近はバブル状態となっているそうですね。

色々なメディアでそう言った話を目にしますが、つい1ヶ月程前の「月曜から夜ふかし」で沖縄、宮古島のその状況を取材していたのを思い出しましたので、録画内容を再チェックしてみました!

宮古島バブルの状況

具体的な放送回は日本テレビの9月2日、「沖縄バブルを調査した件」のコーナーで宮古島のバブルの状況が取材されていたので、その一部の状況をまとめました。

かき氷屋さんの状況

  • 伊良部大橋の開通で環境が倍増、中国のクルーズ船が来るようになった。
  • 1回で何千人単位が入ってきて1日だけで20万円前後儲かることも。

地価の状況

  • 2~3年前まで150坪300万円の土地が2億円弱になった。

アパートの状況

  • アパートが沢山建っているが建てる前から満室!
  • 1K7.8帖で4~5年前は4~5万円だった家賃が9万円に!
  • 現地人の給料は変わらないので、給料が賃料に追い付かず引っ越しできなくなっている。

げに恐ろしい状況ですが、この内容だけでもマンション建築にプラス材料とマイナス材料が見て取れます。

プラス材料について

アパートが沢山建っているにも関わらず建築前から満室となっているため、ファンドの貸付先にも同じことが期待できます。

また家賃も東京並みに高くなっているため賃料収入にも期待がもて、貸付先事業者が建築を継続するモチベーションになりそうです。

マイナス材料について

元々300万円の土地が2億円になる程の状況の中、今回の貸付先所業者が購入しようとしている土地(沖縄県宮古島市上野の2,228㎡の更地)は3,300万円と算定されているため、そこまで人気の無い地域の土地である可能性も考えられます。

また現地人の給料が変わっていないため、バブルが弾けて価値が下降する局面では賃料が一気に下がる可能性も考えられます。

まとめ

  • 利回りは8.0%とSBIソーシャルレンディングの中でも高め
  • 募集金額11億1,600万円に対して担保評価額は3,300万円とかなり低め
  • 宮古島の状況はバブル状態と言われている
まさお
まさお

今回のファンドは宮古島バブルの状況を考えるとリスクも高そうですが、SBIソーシャルレンディングは先月の募集が少なかったため申込が殺到しそうです。ただ運用期間が2年と若干長いため、バブルの状況も頭に入れて投資判断を行うことをお勧めします。

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