こんにちは!管理人まさおです。

今回募集される「TAMBO 名古屋 栄 商業ビルプロジェクト」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:9,500万円
- 想定利回り:9.00%(年率)
- 運用期間:約1年
- 劣後割合:63%
- 募集方式:抽選式

また今回のファンドは劣後出資割合63%と他サービスと比べてかなり高い割合。
それにも関わらず想定利回り9.0%と結構な高めで、この2つの数字だけで判断するのであれば僕はかなり投資に前のめりになります。
ただそうは言っても旨い話には気を付けろ、ではありませんが自分なりにファンド内容をチェックしてみたのでご紹介したいと思います。
今回の投資対象不動産について
今回のファンドの投資対象は名古屋市中区栄四丁目に所在する「栄タワービル」です。
築年月 | 1986年12月(築38年) |
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構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数 | 8階建 |
総戸数 | 15戸(事務所・店舗) |
アクセス | 名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅 徒歩5分 |

- 1階:焼肉 とんび 栄店
- 1階:横浜家系ラーメン 武平家
- 2階:byeol.(カフェ)
- 3階:Digitel Remittance Nagoya
- 6階:Speed Money Transfer Japan
上記を見ると結構空室がありそうにも見えますが、複数のオフィス賃貸サイトをチェックした限りでは現在、募集中の部屋は無さそうに見えます。

ただし実は満室なのか、前のオーナーが積極的にリーシングしていなかっただけなのかは不明です。
法律的瑕疵改善によるバリューアップ
なお同ビルは現況、建築基準法と消防法に抵触している箇所があり、その是正によりバリューアップを図る予定とのことです。
また法律に抵触している状況には当初から違反している場合もありますが、法改正によって結果として違反状態となってしまう場合もあるようです。

本件がどちらの理由で法律違反状態になったかは不明ではありますが。
ただやはりこういった法律的瑕疵のある状態よりもこれを解消した方が物件を高く売れる可能性は高そうに思いますね。
とは言え以前のオーナーがこれを改善しなかったのはコスト問題による可能性もあるため、総体としてどちらが良いかは不明でしょうか。

今回、劣後出資割合の高さを考えるとどちらも誤差の範囲となるものと考えることも出来るかもしれませんね。
結局、曖昧な情報になった部分も多々ありますが、こういったポイントも踏まえて投資判断されてみては如何でしょうか。