こんにちは!管理人まさおです。

今回募集される「【トモタクMINI】トモタクCF114号(小金井)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億1,250万円
- 想定利回り:7.00%(年率)
- 運用期間:約1年
- 劣後割合:10%
- 募集方式:先着式

それは先着方式募集の場合に、ファンド募集を前日夕方など直近に公開することです。
と言うのは先着式募集で人気ファンドの場合、一瞬で完売することもあるため投資家が投資内容を吟味する時間が得にくくなるためです。

この辺りの話は僕も参加した不動産クラウドファンディング協会の自主規制ルール検討会でも上がっていました。
個人的には最低、ファンド公開から募集開始までに3日程度は空けた方が良いのではないかと考えています。
こんなことを書くとアレですが、ファンド内容を吟味する期間が無い場合はファンド応募をするべきではないとすら考えています。
とは言え高利回りファンドなど人気ファンドは今の状況のままだと一瞬で完売してしまうので悩ましいところですね。

特に今回のファンドは「売買契約締結済」のため人気化の可能性もありますしね。
今回は【条件付き】EXITファンドなのかも?
今回のファンドは売買契約締結済、いわゆるブリッジファンドであり EXITファンドファンド組成の段階で投資対象不動産が売買契約締結済のファンド。 一般... More となっています。
ただしファンドの物件概要欄には次のような説明もあります。
本ファンドは、対象地と隣地を一体で売却する契約をすでに締結済であり、売却先も確定しているEXIT型ファンドです。
なお、隣地の一部に旧所有法人名義による仮登記が残存しているため、抹消に向けて裁判所を通じた法的手続きを進めています。
この手続きが完了次第、売却決済を実施し、元本の償還および利益分配を行います。

これを理解すると残存仮登記が抹消されないと売却決済が実施出来ない、と推察することも出来ます。
もちろん実際の売買契約の内容は公開されていないため絶対ではありませんが、条件付きでの売買契約となっている可能性もありそうですね。
このため今回は「売買契約締結済」を絶対視はせずに、裁判結果出次第では契約が破棄される可能性も念頭の上での投資判断が必要そうです。
3ファンド目の悲願なるか?
今回のファンドはTOMOTAQUのCF48号、CF80号の継続ファンドです。
また過去の2ファンドとも「キャピタルゲイン(売却益分配)型ファンド」でしたが外部売却に至らず継続していた形となっています。
そして今回ようやく売買契約が締結されてEXITが見える形となりましたので、同物件としては悲願の売却が見えた形ですね。
またこういったパターンでは前ファンドの利払い分を新ファンドの募集金額に加える場合もありますが、本ファンドではその傾向はありません。

その場合はもしかするとトモタク運営会社の営業利益などから利払いが行われている可能性もありそうですね。
投資家からして見ると連続ファンド単体に利払いを加算されるよりは、こういった方針の方が投資しやすいと」思う方も多そうですね。

