この割合で安心?不安?SBIソーシャルレンディングのファンドタイプ毎のデフォルト率。

SBIソーシャルレンディングは非常に高い人気を誇るサービスですが、何度かデフォルト(≠全額毀損)を発生させたことがあります。

実は私自身もその影響で損失が出てしまいましたが、今も気にせずSBIソーシャルレンディングを利用し続けています。

その理由はもちろん、デフォルト時の損失より今までの利益の方が大きいためですが、改めて数字を出しておさらいすることで、より安心して投資ができるか検証してみたいと思います。

デフォルト率の計算

SBIソーシャルレンディングでは「最新の実績」のページでファンドタイプ毎に次の5種類の実績数値を公表しています。

  • 貸付総額(累計)
  • 償還済み元本額(累計)
  • 運用中元本額
  • 延滞中の貸付元本
  • デフォルトした貸付元本(累計)

今回、この中からデフォルト率の計算に「償還済み元本額(累計)」「延滞中の貸付元本」「デフォルトした貸付元本(累計)」を利用しています。

もちろん「延滞中の貸付元本」はデフォルトとは異なりますが、最悪事態の想定の方が投資判断に役立つと考えて今回参考値として計算対象としました。

個人向け無担保ローンファンド

このファンドは延滞や貸倒れが多発したため、2013年7月第1号を最後に募集を終了したファンドです。

今後の投資判断にあまり役立つ情報ではないかもしれませんが、参考として計算してみます。

償還済元本66,566,047円
貸倒れ元本10,112,647円
延滞中元本744,220円
デフォルト率13.19%
デフォルト率(延滞含む)14.02%

計算の結果、デフォルト率は脅威の10%越え。しかも募集終了してから6年以上が経過しているにもかかわらず、延滞し続けている元本もあります。

貸倒れよりはマシな状態とは言え、捕まったままの方も流石にもう諦めてるでしょうね・・・。

カンボジア技能実習生支援ローンファンド

こちらはカンボジア技能実習生への支援でソーシャルリターン(社会貢献)も得ることを目指したファンドでしたが、延滞の多発により2019年7月19日を最後に募集を終了しています。

名目利回りが10.0%と高かったため人気化する可能性もあったのですが、延滞が多発したことで現在は悪名のみ残しています。

償還済元本34,888,311円
貸倒れ元本8,600円
延滞中元本6,361,189円
デフォルト率0.02%
デフォルト率(延滞含む)15.44%

こちらはデフォルト率は低いのですが、延滞を含めると個人向け無担保ローンファンドを超えた15.44%となります。

以前、延滞発生時に記事にもしましたが、外国人実習生の中でもカンボジア人の失踪率が最も高いようでしたので、まだ貸付相手と連絡が付いていればとは思いますが・・・。

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の発表によると、残念ながら「SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド」で延滞が発生している模様です。 このファンドは現在募集されている他のほとんど全てのソーシャルレンディングファンドが法人を相手にしたファンドで...

不動産担保ローン事業者ファンド

こちらは言わずと知れたSBIソーシャルレンディングの名作シリーズ。

2012年9月から7年間、1度も貸倒れの発生が無く利回りも3~4%程度を確保し続けるという脅威の成績を残しています。

償還済元本18,155,600,000円
貸倒れ元本0円
延滞中元本0円
デフォルト率0.00%
デフォルト率(延滞含む)0.00%

「0.00%」という数字が光って見えますね!

オーダーメード型ローンファンド

オーダーメード型ローンファンドはその利回りの高さから、SBIソーシャルレンディングの中で最も人気の高いタイプのファンドですね。

もっとも1種類のファンドではなく様々なファンドが混在しており、冒頭の私がデフォルトを食らったものもこの中にあります。

償還済元本52,961,242,783円
貸倒れ元本183,822,417円
延滞中元本0円
デフォルト率0.35%
デフォルト率(延滞含む)0.35%

う~ん、こうやって数字にして見るとデフォルトが発生したとは言え、その影響は微々たる物に感じられますね。

0.35%という数字は10万円だと350円、100万円だと3,500円程度と考えると、よりそんなに気にならなくなってきました。

まとめ

こうして数字としてデフォルトの事を考えると大きく心配する程の影響が無いことが分かりましたが、もちろん全力投資した1ファンドでデフォルトが発生した場合は多大な影響を受けます。

またソーシャルレンディングはそもそも銀行での融資が難しい相手に貸付を行うスキームの投資のため、デフォルトの発生確率は決して低いとは言えません。

このためソーシャルレンディング投資を行う際は、出来る限り小口の資金を複数のサービス、ファンドに分散させることを意識しておくことをお勧めします。

ただしサービスを行っている事業者自体が破綻した場合はまた影響が大きいため、できる限り信頼できる事業者に多目に資金を分散しておくことをお勧めします。

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サービス(SBIソーシャルレンディング)の特徴

SBIソーシャルレンディングは2011年にサービス開始した日本で3番目に古いソーシャルレンディングサービスです。また、その名の通りネット金融最大手のSBIグループの一翼を担っているサービスでもあります。
  • SBIグループのサービスであること
  • 業界№1のサービスであること
  • バラエティに富んだファンドたち

SBIグループのサービスであること

SBIソーシャルレンディングはその名の通りネット金融最大手のSBIグループの一翼を担う企業のため、SBIソーシャルレンディング自体の安定性もSBIグループのそれが揺るがない限りは守られていくだろうという期待感が持てます。

業界№1のサービスであること

またSBIグループの一員であるという「名」だけでなく、「Gomezソーシャルレンディングサイトランキング(2019年2月)」「富士通キメラ総研 決済関連市場調査クラウドファンディングマーケットシェア(2018年実績」の2つの分野で№1という「実」も兼ね合わせて持っています。

バラエティに富んだファンドたち

SBIソーシャルレンディングでは最も多い不動産関連のファンドから太陽光発電など再生利用可能エネルギーに対する投資、またそれ以外に近年成長著しいカンボジアの自動車市場やマイクロファイナンス市場への投資など、バラエティに富んだファンドの募集が行われます。
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コメント

  1. あああ より:

    オーダーメードはシリーズが分かれますよね
    plus+NEO
    バイヤーズ
    ディペロッパーズ
    サービサーズ
    ソーラ
    カンボジア
    (他にもあったかな)
    デフォルトってバイヤーズばっかだったような気がしないでもない

    • まさお まさお より:

      いつもコメントありがとうございます。

      ご指摘の内容は仰る通りです。

      真面目に分類を始めると更に1~2時間は必要になりそうだったのでサボってしまいました(^^;
      最終的に伝えたいことは「分散しましょう」なのでそこが伝わる最低限の整理にはなるかな、と。