こんにちは!管理人まさおです。

数日前からX上で噂が流れていましたが、その運営会社「株式会社ダイムラー・コーポレーション」が破綻したとのことです。
参考 「まさか…」100万円出資者が絶句、不動産クラウドファンディングの運営会社が破産(楽待)
また記事によると同社は債務超過の状態にあり、すでに横浜地裁から破産手続き開始決定を受けているとのこと。
そして同社の代表取締役 大村昌慶は今年6月に死去されていたとのことです。
ちなみに現在DAIMLAR FUNDでは4ファンド合計で9,700万円が運用中の状態となっています。
投資家の皆様はこれらファンドの行方をご心配されているとは思いますが、同社が債務超過状態であることから全損となる可能性が高そうです。
特にDAIMLAR FUNDのファンドは投資家に物件の所有権が発生しない匿名組合型のため、その影響を直接受ける形となります。

いつかはこういった事態も起きるとは思っていましたが…非常に残念ですね。
運営会社の破綻の影響を受けないサービスについて
なお不動産型CFの中には運営会社の破綻から影響を抑えられる仕組みもあります。
- 任意組合型ファンド
- 第3・4号事業者組成のファンド
任意組合型ファンドではファンドの持ち分に対して不動産の所有権が発生するため運営会社の破綻の影響を受けにくくなります。
また第3・4号事業者のファンドは特別目的会社投資スキームに特別目的会社(SPC)を組み込むことで運営会社の倒産から... Moreが物件を運用する形となり、こちらも運営会社の破綻の影響を受けにくくなります。
このため今回の件で運営会社の破綻が心配な方はそういった仕組みのあるサービスの利用も検討されてみては如何でしょうか。
なお上記以外に不動産型CFではありませんが、不動産STの「ALTERNA(オルタナ)」の物件も同社の倒産から隔離される仕組みとなっています。
管理人まさおの投資状況について
僕自身はDAIMLAR FUNDではすでに償還済の1号ファンドにしか投資していませんでした。

管理人の投資申込履歴
このため幸い…と言って良いものか分かりませんが、今回の破綻の影響は受けていません。
ちなみに僕がDAIMLAR FUNDで継続投資しなかったのはシステムが使いづらく感じており、その後も改善されなかったことが理由です。
恐らくそれでハッキリとした物ではありませんが、どこかサービス自体にマイナスな印象を持っていたのかもしれません。
関連サービスへの影響について
なおダイムラー社は不動産型CFサービスを自身で営むのと同時に、そのシステムをパッケージ化して他のサービスに提供していました。
参考 BLITZ CFS
またこのシステムを利用しているサービスはDAIMLAR FUNDを含めて現在、5つあります(括弧内は運用中ファンド数)。
- REISMファンズ(3件)
- Pocket+(ポケットプラス)(0件)
- Mercurius(メルクリウス)(3件)
- ココカラファンド(0件)
ONIGIRI Funding(サービス終了済)
このためこれらの関連サービスへの影響が懸念されますが、さる筋に確認したところ「引継ぎ会社があるようだ」という話を伺えました。
もちろん又聞きの話のため確実性のある話ではありませんが、これらのサービスで投資中の方には少しだけ良い情報ではないでしょうか。
とは言えシステムを利用出来なくなっても投資中の会社や物件が無くなる訳ではありませんからね。

もしシステムが利用出来なくなったとしても各会社が誠意をもって対応してくれることを期待したいですね。