こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「不動産担保ローンファンド#79(戸建て住宅@世田谷区奥沢)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億7,000万円
- 想定利回り:6.00%(年率)
- 運用期間:約1年
- 保全方法:担保あり
- 募集方式:先着式
今回のファンドの「α」のポイントはAGCFで不定期に実施されているVプリカのプレゼントが実施されること。
このプレゼントは表の通り投資金額に対して最大0.5%分の価値のため、単純計算すれば今回のファンドは6.5%分の利回りが狙えることになります。
元々、不動産担保ローンファンドシリーズはAGCFで高い人気がありますが、今回も非常に人気化しそうですね。
貸付先企業への貸付状況と返済実績
今回の貸付先であるB社はAGCFで過去に5回の借入れがあり、うち4回はすでに運用を終了しています。
最後の#39だけまだ運用中です。
このため過去のAGCFでの総借入金額は4億6,700万円、うち約62.5%にあたる2億9,200万円が返済済という形になりそうですね。
また今回の募集でこれに1億7,000万円が追加で貸し付けられる形となり、残債は3億4,500万円となる見込みです。
なお#39は今年8月18日まで運用予定ですが、少なくとも#34/35/38は早期償還されており同様の可能性もありそうです。
貸付先企業への貸付状況と返済実績
今回の貸付には東京都世田谷区の建物に対して抵当権第一順位の担保が設定されます。
また LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... はAGCFの上限85%に対してそこそこ余裕のある64%の設定となっています。
今回は担保に土地は含まれておらず価値下落の可能性も鑑みた余裕部分なのかもしれませんね。
ちょっとだけ気になることについて
投資家として嬉しく感じる反面、ちょっと気になるのが今回の想定利回りの高さ。
と言うのは今回の貸付先B社案件の過去ファンドの想定利回りは5%だったのにも関わらず今回は1ポイント上がっているんですよね。
返済実績が詰まれると貸付金利は下がりそうに思いますが、逆に上がっている形になっています。
ちなみにログイン後情報の財務情報は前回の#39から変わっていません。
このため貸付金利が上がっている理由が良く分かりませんが、例えば法定金利が昨年7月に上がった影響などもあるのかもしれませんね。
もちろん僕は貸金のプロなどではありませんので、あくまでも推測の1つでしかありませんけどね。
今回のファンドへの投資の際はこういったポイントも考慮に加えてみて判断されてみては如何でしょうか。