こんにちは!管理人まさおです。

今回募集される「印西市データセンター追加買取 FUNDIプロジェクト#6」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:15億5,000万円
- 想定利回り:11.50%(年率)
- 運用期間:約5ヵ月
- 劣後割合:5%
- 募集方式:抽選式

具体的には次のようなイメージで土地の追加獲得を行うとのことです。

今回の土地追加買取のイメージ
ちなみにこの土地外型を囲む太赤線は千葉県印西市基本計画でデータセンター開発を特に推進する「重点促進区域」となっています。

つまり今回は前回ファンドで購入予定に無かった「重点促進区域」の残り全ての土地の購入を目指す形ですね。
非整形地の整形地形成を目指す物語
ちなみに不動産業界における「整形地」とは土地の形状が正方形や長方形であることを指します。
そういった土地では建物を建設する際に無駄が少なく建てることが出来るため、不動産としての価値が高まる傾向にあります。
その点、今回のファンドで「重点促進区域」の残り全土地を購入しても先の図の通り正方形や長方形になることは絶対にありえません。
ただしより大きな面積の建物(データセンター)を建てるにあたり阻害要因となる部分が削れることでその土地の価値は向上しそうですよね。

その意味で今回は非整形地(方形ではない土地)を整形地のようにより価値ある土地として目指す形になりそうですね。
前回より進展しているポイントについて
今回と前回のファンド説明を読みながら、サラッと書いてはありますが意外に大きなポイントはこちらかなと感じました。
↓
今回:電力供給については、既に東京電力と正式な契約を締結済み

今回のファンド説明からの引用ではありますが、電力供給部分は「データセンター開発の生命線」とのこと。
またこのことは「事業化における最大のハードルを越えていることを意味」しているとのことです。
データセンターと言えば大量のマシンが設置されるため大量の電力供給減を必要とする施設です。

別にFUNDIの説明に追従する訳でもありませんが、IT業界に身を置く者としてはこの点については同意と考えます。
地元住民の反対活動は問題無いの?
今回の物件の所在する印西市は“データセンター銀座”と呼ばれるほどデータセンターが増えていますが、地元住民の懸念もあるようです。
参考 千葉・印西市周辺 “データセンター銀座” 住民から懸念も 生成AI普及で建設相次ぐ(NHK千葉放送局)
ただし記事を読む限りではあくまでも「住環境が悪化する」ことに対する懸念が問題となっているようですね。
これに対して今回の土地は同じ印西市にありながら、住宅街からは離れた場所に位置しているようです。
参考 Googleマップ

このためあまり影響無いとは思いますが、気になる方は現地訪問などされてご確認されてみては如何でしょうか。
という訳で今回のファンドはこういったポイントも踏まえて投資したいかどうか、ご検討されてみては如何でしょうか。
なお僕自身は前回ファンドに100万円を投資済で、本来であればリスク重複は避けるところですが今回は追加投資するか少し悩み中です。
とは言え基本、ビビりで分散投資至上主義的な僕はこれ以上投資しない可能性の方が高そうですけどね笑
余談ですが
ちょうど昨日、印西市に新たなデータセンターが出来たニュースを見かけました。


本ファンドはまだあくまでもデータセンター用地ですが、うまく成功して貰いたいですね。