こんにちは!管理人まさおです。

現在募集中の「千葉県芝山町 蓄電池 FUNDI プロジェクト#8」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:4億1,000万円
- 想定利回り:10.50%(年率)
- 運用期間:約1年
- 劣後割合:19.61%
- 募集方式:抽選式

ちなみにFUNDIで今まで募集されてきた蓄電池案件はこちら。

そしていずれのファンドも劣後出資割合は5%となっていました。
これに対して今回のファンドの劣後出資割合はなんと「19.61%」とのこと。
劣後出資割合は投資で損失が出たとしても先に運営会社(事業会社)側がそのダメージを引き受けてくれる割合を指し示しています。
このため相対的に考えれば今回はFUNDIの過去の蓄電池案件に比べて4倍近く安全性が確保されていると考えることも出来るかもしれませんね。
そこが確実に実行されるのなら正直、劣後出資割合にそこまでの意味は無いの可能性すらありそうですね。
今回の投資対象不動産について
さて、という訳で今回のファンドの投資対象は千葉県山武郡芝山町大台字鷹ノ巣に所在する系統用蓄電所用地とのことです。
ただ系統用蓄電池案件の用地で「この物件はどこそこの土地です」という話をするのはナンセンスな気もしてきました。
と言うのはどこの土地も土地だけの価値を考えると恐らく二束三文に近い土地である可能性が高そうなためですね。

では何故そういった土地に数億円といった募集を集めるのか。
それは土地の価値の考え方に「収益還元」、つまりその土地が今後どの程度の利益を生み出すかで図る場合もあるためです。
例えば今回の土地の上に蓄電所を建てて、その蓄電所が1年に○円を生み出すなら利回りは□%になるので逆算して価値はXX円といった具合です。

それってつまり売却に失敗したら土地の価値がほぼ無いので元本がほぼ棄損する可能性があるってことだよね?

仰る通りですね。僕自身もその可能性を否定することは出来ないと考えています。
このためキーポイントの1つは「電力会社からの接続回答の取得」でしょうか。
これは発電所または変電所などから電力を引き込んで蓄電しても良いよ、と言う回答を電力会社から許可されたと理解しておけば良さそうです。

つまり後は蓄電所を建築すればある程度、蓄電事業を行える目途が立っている状況ということですね。
そこを踏まえて今回の物件を購入したい企業、または買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し... Moreをする企業がいる訳ですね。
そして毎度お伝えしていて申し訳ありませんが、それでも「投資に絶対」はありません(最近このセリフ、自分でも飽きてきました)。
その中で買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し... Moreや今回の劣後出資割合、運用期間や想定利回り、そして自身の余裕資金なども踏まえて投資判断していくのが良さそうですね。