こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「シティホームズ 『THE CITY』収益商業ビルファンド2-1号」ファンドの主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億円
- 想定利回り:4.0%(年利)
- 運用期間:約11ヵ月
- 保全方法:個人による連帯保証
- 募集方式:先着式
また今回は面白いことにほぼ同時期に、もう1つの貸付型CFサービス「COMMOSUS(コモサス)」で同じ会社を貸付先としたファンドの募集があります。
- 募集金額:1億8,000万円
- 想定利回り:4.2%(年利)
- 運用期間:約4ヵ月
- 保全方法:個人による連帯保証
- 募集方式:先着式
ご欄の通りCAMPFIRE Ownersの方が利回りは上、運用期間は短めとなっていますね。
このため一見するとCAMPFIRE Ownersの方が人気が出そうですが、実は改めて計算してみると…。
そこで本記事では両ファンドの利回りの比較、そして同ファンドの各種キャンペーンなどについてもご紹介したいと思います。
4.0%と4.2%、どちらが高利回りか
当たり前のことですが、普通に考えれば4.0%よりも4.2%の方が高利回りです。
ただこの利回りは年利を基準とした数字のため実際には運用期間と、その前後の資金が拘束される期間を基準として考える必要があります。
そこで両ファンドの募集開始日から払戻予定日までのそれぞれの日付を比較してみます。
Funvest | CAMPFIRE | |
---|---|---|
募集開始日 | 2022年10月11日 | 2022年10月12日 |
募集終了日 | 2022年10月24日 | 2022年10月31日 |
運用開始日 | 2022年10月26日 | 2022年11月04日 |
運用終了日 | 2023年09月29日 | 2023年02月28日 |
払戻予定日 | 2023年10月31日 | 2023年03月10日 |
※払戻予定日は両ファンドとも未記載のためCAMPFIRE Ownersは過去の実績から、Funvestは不明でしたので1ヶ月(不利寄り)と仮定
また上記から運用日数と資金拘束日数(払戻予定日-募集開始日)も計算してみます。
Funvest | CAMPFIRE | |
---|---|---|
運用日数 | 338日 | 116日 |
募集終了日 | 385日 | 149日 |
ここから想定利回り÷資金拘束日数×運用日数で実質利回りを再計算します。
Funvest | CAMPFIRE | |
---|---|---|
実質利回り | 約3.51% | 約3.27% |
この通り元々の想定利回りではCAMPFIRE Ownersの方が上回っていましたが、実質利回りではFunvestの方が上となる事が確認出来ました。
もちろん運用期間外は貸付先の破綻リスクは無くなるため、実質利回りだけでの投資判断はお薦め出来ませんけどね。
実はFunvestは想定利回りでも4.2%を上回る?
今回の両ファンドのうちFunvestのファンドの方は投資金額に応じてAmazonギフト券が付与されます。
このため100万円以上の投資を行う場合はそもそもFunvestの方が高利回りを期待した投資が出来ることになりそうですね。
食を愉(たの)しむプレゼントもあり
今回の貸付先、不動産会社のシティホームズ社の投資ファンドでは毎回「食を愉(たの)しむプレゼント」も行われます。
またFunvestでは同内容が投資期間中に2回、CAMPFIRE Ownersではほぼ同じ内容が1回プレゼントされます。
つまりFunvestでは約5.5ヶ月、CAMPFIRE Ownersでは約4ヶ月に1回プレゼントされるため、この点ではCAMPFIRE側に軍配が上がります。
このため実質利回りならFunvest、プレゼントで選ぶならCAMPFIRE Ownersと言った感じでしょうか。
なおシティダイニング各店共通優待券は複数枚使いも出来るため、両方のファンドへの投資を検討してみるのもありかもしれませんね。