”自分のLikeで投資しよう”がモットーの「オルタナバンク」で7月6日(月)12時から新ファンド「日本保証 保証付きファンド10号」が募集の予定となっています。
「日本保証の保証付き」と聞いてピンと来た方もいらっしゃると思いますが、実は今現在、“応援を届ける” 融資型クラウドファンディングの「COMMOSUS(コモサス)」でも「日本保証の保証付き」のファンド募集が行われているんです。
まさか同じタイミングで同じようなファンドが募集されるとは思っておらず、非常に面白いと感じましたので、本記事では両ファンドの比較と、今回の「日本保証 保証付きファンド10号」の詳細について取り上げてみたいと思います。
SAMURAI FUNDについて
はじめにご存じ無い方に簡単に「SAMURAI FUND」について簡単にご紹介しておきますね。
- 東証JASDAQ上場のSAMURAI &J PARTNERSグループが運営
- ソーシャルレンディングで1万円からの投資が可能
- サービス運営期間は前身サービスから含めて9年超と安定
- 過去の元本割れは0件(2020年6月現在)
今現在、「絶大な人気」とまでは言えませんがユーザー数は1万人超となっており中堅どころの雄といった感じで、比較的投資申込もしやすい穴場感のあるサービスではないかと思います。
ファンドの基本情報の比較
さてここでは、今回の両ファンドの基本情報を比較しておきたいと思います。
サービス名 | SAMURAI FUND | CAMPFIRE Owners |
---|---|---|
ファンド名 | 保証付きファンド10号 | 世田谷区土地活用ファンド |
運用利回り | 5.00%(年利換算) | |
運用期間 | 約5ヶ月 | 約1年 |
担保/保証 | 日本保証による保証付き | |
募集金額 | 6,000万円 | 6,900万円 |
必要資金 | 1万円~ | |
返済方法 | 一括返済 |
利回りはどちらも5.00%で募集金額も似ていますが、大きな違いは運用期間の長さですね。
運用期間は短いほど景気変動の影響を受けにくくリスクも低くなりますが、償還から次の投資まで間が空くため資金の運用効率は下がります。
管理人には1年程度の運用期間が丁度良いと感じていますが、コロナ禍で先行きが見えにくい今の時期、短い運用期間で資金を回す判断も全然ありだとも考えています。
さて、ここからは「日本保証 保証付きファンド10号」の内容に絞ってご紹介していきますね。
投資スケジュール
- 募集開始日2020年07月06日 12時
- 募集終了日2020年07月12日
- 運用開始日2020年07月14日↑約5ヶ月↓
- 運用終了日2021年01月04日
投資のスキーム
本ファンドでは不動産事業者Eに貸付けを行いますが、日本保証がその債務保証を行います。
このため例え不動産事業者Eが破綻したとしても、日本保証が破綻しない限りは全額が返済されるスキームとなっています(その代わりに不動産事業者Eは保証コストを支払います)。
貸付先について
本ファンドでの貸付先は匿名の不動産事業者Eです。
ざっと見た限りでは過去にオルタナバンクで貸付が行われた実績は無さそうです。
資金使途 | 仕入れ資金(不動産購入資金) |
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返済原資 | 対象不動産の売却資金による返済または金融機関等による借り換え |
日本保証の状況について
オルタナバンクで公開されている資料によれば日本保証の状況は悪くは無いようです。
PDF 日本保証の財務状況
今回の投資ポイントとまとめ
今回の投資ポイントをまとめると次の3点になります。
- 日本保証の保証が付くことでリスクが抑えられている
- 利回りは5%とほどほどの高め
- 運用期間は約5ヶ月と短め
過去に募集された日本保証付きファンドは全て満額成立となっており、今回のファンドも満額となる可能性が高そうですね。
余談(ファンド画像の女性は誰?)
今回の「日本保証 保証付きファンド」から謎の女性がファンド画像に登場しましたが、こちらの女性は「七瀬麻美」さんと仰るそうです。
調べてみると「ブラックペアン」「HERO特別篇」「ほんとにあった怖い話」などのドラマに出ている方だそうなので、ご興味があったら探してみて下さい。