ネット金融最大手グループ運営のSBIソーシャルレンディングで8月19日(水)10時から「SBISLカンボジア・マイクロファイナンスローンファンド2号」が募集予定です。
カンボジア案件ってリスク高いんじゃないの?
と思う方も多いと思いますが、1号ファンドは意外に人気を集めました。
- 投資家数 906名
- 投資総額 1億9,010万円(募集2億円)
どう言った点が人気を集めたのか。
本記事ではファンドの基本情報と、1号の際にSBISLに質問した内容をご紹介しています。
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ファンドの基本的な情報
まずはファンドの基本的な情報をご紹介します。
ファンド名 | SBISLカンボジア・マイクロファイナンスローンファンド2号 |
---|---|
運用利回り | 3.80%(年利換算) |
運用期間 | 約1年 |
担保/保証 | 担保付 |
募集金額 | 2億円 |
必要資金 | 5万円~ |
返済方法 | 一括返済 |
こちらの内容は1号ファンドと全く同じです。
ただし管理手数料が1.0→1.5%にアップしており、借手の負担は少し増える形となります。
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投資スケジュール
- 募集開始2020年08月19日 10時
- 募集終了2020年08月28日 12時
- 運用開始2020年08月31日
- 運用終了2021年08月末日
- 払戻予定2021年09月15日
投資のスキームと注意点
本ファンドでは、ある東証マザーズ上場企業に貸付を行います。
またその企業はカンボジア子会社にその資金をさらに貸し付け、その返済をもとに投資家に返済を行います。
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カンボジア子会社が倒産した場合は大丈夫なの?
このスキームの場合、カンボジア子会社が倒産した場合の影響が心配な方も多いと思います。
そこで1号ファンドの際にSBISLに質問した内容を要約してご紹介します。
カンボジア子会社が破綻した場合、返済に問題無いのでしょうか。
弊社の借手はあくまで「カンボジア事業等を営む事業者(東証マザーズ上場企業)」です。「カンボジア子会社」の破産手続開始申立てがあった場合に限らず借手の東証マザーズ上場企業が返済する義務を負います。
↓かなり端折ってますが、元記事はこちらです。
また元記事の説明に「貸付要項」5(1)①~⑨が紹介されていますが、2号ファンドでは「貸付要項」5(1)の内容が微妙に変わっています。
参考資料 手数料・リスクについて(PDF)
本記事に限らず、投資判断は当サイトの内容に頼らず必ずご自身で行って下さい。
ただ特に、上記については改めてご自身でのご確認をお勧めします。
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1号ファンドの状況について
1号ファンドは今月末の最終返済で完了予定となっています。
このため2号ファンドは1号ファンドの借り換えのような形となりそうです。
ちなみに管理人は20万円投資しており、問題無く合計7,104円の配当を受け取り済なので再投資を考え中です。
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今回の投資ポイントまとめ
今回の投資ポイントを3つにまとめてみました。
- 貸付先は東証マザーズ上場企業
- 利回りは3.8%とSBISLの中では低め
- カンボジア子会社が破綻しても返済義務はその上場企業が負う
ちょっと貸付ファンドのFundsのスキームにも似てるでしょうか?
ご興味のある方はFunds(ファンズ)についても参考にしてみても良いかもしれませんね。
なお1号ファンドの際は最終的に1億9,010万円は集まりましたが募集ペースは速くはありませんでした。今回はどうでしょうねぇ。
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投資申込の結果
2号ファンドは10時から即時完売!
という程ではありませんでしたが12時半頃に完売しましたね。
私は前回と同じ20万円を再投資に回すことにしました。