こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「TREC7号 目黒祐天寺マンション」ファンドの主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億6,150万円
- 想定利回り:4.1%(年率)
- 運用期間:約2年6ヵ月
- 保全方法:特例事業者利用の倒産隔離
- 募集方式:先着式
このため毎回一定の人気を集めるのですが、以前は募集頻度が少ないのが弱点でした。
ただ4号と5号の間は約9ヶ月空きましたが、5号と6号、そして6号と今回の7号は約3ヵ月と募集頻度が少しずつ上がってきているようですね。
このため今回を含め今後の利用を考えられている方は、この機会に会員登録を検討されてみては如何でしょうか。
不動産特定共同事業の3・4号事業者による募集
TREC FUNDINGのファンドは不動産特定共同事業の第3・4号事業者のスキームで組成されます。
このスキームの特徴は他サービスのファンドと異なり、特例事業者(SPC)を介すことでサービス運営会社の倒産から隔離される点です。
このため他サービスにはあまりない安全性向上施策ではありますが、代わりに劣後出資割合をあまり高められないという弱点もあります。
と言うのは劣後出資割合を高めると元の会社の連結子会社と見なされて倒産隔離対象と判断されない可能性が出てくるためですね。
この点、本ファンドは劣後出資割合を0%とすることでその弱点解消が図られています。
もちろん逆に言えば優先劣後出資構造事業者が投資家より不利な立場で投資を行うことで投資家の出資金を保護...による安全性の恩恵は受けられませんが、この辺は好みで判断するのが良さそうですね。
レバレッジの存在について
本ファンドではレバレッジ(金融機関の借り入れ)の利用により、本来の投資金額で狙えるより高めの利回りが狙える形となっています。
具体的には100人で年利3%の1億円の物件を買うのではなく、+1億円を借り入れて年利4%になる物件を買うようなイメージですね。
ただし投資家資金は借入資金に対して劣後するため、もし物件が想定額以上で売却出来ない場合は投資家から先に損害を受ける形になります。
ちなみにFXなどではレバレッジを掛けるとハイリスクハイリターンになりますが、こちらはどうかと言うと・・・
最終的には不動産市場で売却することにより、売却益を分配することを予定
つまり売却額次第ではアップサイド配当元々の想定利回りに加えて追加で貰える配当のこと。 貸付型・不動産投資...も行われる可能性もあるようですね(過去ファンドでは実際にアップサイド配当元々の想定利回りに加えて追加で貰える配当のこと。 貸付型・不動産投資...も行われています)。
今回のファンドのポイントまとめ
ここまでの内容を簡単に整理しておきます。
- 特例事業者による倒産隔離あり
- 劣後出資割合は0%
- レバレッジ(借り入れ)あり
- アップサイド配当元々の想定利回りに加えて追加で貰える配当のこと。 貸付型・不動産投資...の可能性あり
ちなみに今回の物件は10戸の部屋があり、そのうち9戸が稼働中とのこと(2023年10月末)。
また今後も空室のリーシング(入居者募集活動)やリニューアル工事などで早期満室および賃料向上を目指していくそうです。
上記のポイントを含め、東証プライム上場のトーセイの物件運用力を考慮して投資判断するのが良さそうですね。
本記事に関する注釈
本内容は事業者の公式サイト(TREC FUNDING)から抜粋した情報をもとに執筆者個人の感想を加えたものです。正確な情報は、事業者の公式サイトにてご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。