LTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性を図る尺度の一つです。
例えば評価額1億円の不動産担保を設定して8,000万円の貸付を行う場合のLTVは80%です。
まさお
つまり評価額通りに売却が出来た場合は、その貸付元本は100%戻ってくるということですね。
また他の条件が全く同じ場合、LTVが低ければ低いほどその貸し付けの安全性は高まります。
ただし評価額は必ず正しいとは限らず、貸付中に評価額が下がる可能性や担保売却時に想定ほど高く売れない可能性などもあります。
まさお
このため、あくまでも「貸付の安全性を図る尺度の一つ」ということですね。
なお貸付型クラウドファンディングサービスの中にはLTV上限を設定の上、公表しているサービスもあります。
- AGクラウドファンディング(85%)
- OwnersBook(オーナーズブック)(80%)
- ポケットファンディング(70%)
サービスを選ぶ際やファンドの内容を確認する際は、こういったポイントもチェックしてみては如何でしょうか。