ヒント君
本記事はオルタナバンクの前身が「スマートエクイティ」という名称だったことを前提としているため、最近読まれた方は心置いて頂けますと幸いです。
以前、スマートエクイティの運営会社がSAMURAI&J PARTNERS株式会社の100%完全子会社となったという記事をご紹介しました。
そしてこのSAMURAI&J PARTNERS株式会社から11月14日に「金融・投資事業の拡大に向けた子会社設立に関するお知らせ」のプレスリリースが出ています。
こちらの内容の要点をまとめると次の通りとなります。
- 平成29年11月2日付けでSAMURAI証券会社(旧AIP証券)を100%子会社化
- SAMIRAI証券会社は第一種・第二種金融用品取扱業者
- 貸金業免許取得予定のSAMURAI ASSET FINANCE株式会社を設立しグループ会社化
- これにより「金融×IT」のシナジー効果を創出する
- 今後は各社のファイナンス手法、地銀、国内金融、金融保証会社、インドネシア、韓国、カンボジア、スリランカ等アジアを中心とした世界中の金融ネットワークを融合させ事業拡大を目指す
今回のプレスリリースだけではこれらの発露としてアジア圏へのソーシャルレンディング投資の募集に繋がるかは明記されていませんが、わざわざソーシャルレンディングサービスを提供していたスマートエクイティを有するSAMURAI証券会社(旧AIP証券)を子会社化したからには期待が持てる内容となっていますね。
今までのところ日本を除くアジア圏に関するソーシャルレンディング投資というと、スマートレンドでの香港への投資、SBIソーシャルレンディングの「SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド」くらいしか思いつきませんでしたので、新たにアジア圏に投資できる選択肢が増えるのは楽しみですね。
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