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上場企業のグループ企業が運営する「大家どっとこむ」のメリットやデメリットについて徹底解説します!
こんにちは!管理人まさおです。
まさお
東証上場グループ企業が運営するサービスで、年利も5%近くを狙えるサービスはご興味ありませんか?
そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
大家どっとこむは投資金額1万円から不動産投資が可能な、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)サービスです。
また大家どっとこむの運営会社は東証スタンダード上場企業「Jトラスト株式会社」の子会社。
Jトラスト社は参加に証券会社を含む国内金融会社、海外各国向け金融会社、SKE48運営会社などを抱える巨大持ち株会社。
このため、大家どっとこむでの投資には上場企業グループ運営の安心感や高利回りなどが期待できそうですね。
まさお
ただし当サイトではそう言ったメリットだけ見て、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事では大家どっとこむのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
大家どっとこむのサービス基本情報
まず最初に大家どっとこむの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | 株式会社グローベルス |
---|---|
本社所在地 | 東京都品川区西五反田 |
上場区分 | 未上場(東証スタンダード上場企業の子会社) |
設立日(創立) | 1996年7月10日(28年超) |
代表者 | 代表取締役社長 藤田 賢一 |
サービス開始 | 2020年10月1日(4年超) |
ユーザー数 | 未公開 |
最低投資金額 | 1万円〜 |
デポジット口座 | なし |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 後入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 0円 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | 可(問い合わせフォームから要相談) |
法人登録 | 可 |
大家どっとこむの募集ファンドについて
次に大家どっとこむの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 46億9,651万円 |
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想定年利 | 3.50%~10.00% 平均約4.69% |
運用期間 | 2ヶ月~24ヶ月(2年) |
募集実績 | 96件 |
運用終了 | 79件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間更新。正確な情報は公式サイトでご確認下さい。
※当該実績は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
まさお
上場企業グループ運営サービスでは程良い利回りがあり、償還実績も十分といった感じですね。
大家どっとこむの提供するサービスについて
大家どっとこむは不動産特定共同事業法不動産投資型クラウドファンディングの根拠法で、不動産投資を小口化し...に基づき、株式会社グローベルスが国土交通省から許可を得て運営している不動産型CFのサービスです。
サービスを利用する投資家は、大家どっとこむによりファンド化された不動産物件に最低1万円から投資を行うことが可能です。
また投資対象不動産としては首都圏を中心とした一棟/区分マンションを中心とした不動産が募集されます。
このため大家どっとこむでの投資は債券や社債等より高いリターンを目指す、ミドルリスク・ミドルリターンの投資となっています。
大家どっとこむでの投資の主なメリット
ここからは大家どっとこむの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
優先劣後構造で投資家を保護
投資家保護のため、ほぼ全ての不動産型CFファンドに採用されている優先劣後構造が大家どっとこむの全ファンドでも採用されています。
この仕組みについて、僕がメリットと感じているところが3点あります。
- 事業者側も投資リスクを負う点
- 物件評価下落時も劣後出資分を超えない限り元本棄損しない点
- 事業者側が利益を得るために物件評価を上げる努力が必要になる点
もちろん投資なので100%元本棄損が起きない訳ではありませんが、十分な劣後出資があれば安心して投資しやすくなりますね。
上場企業の子会社が運営
大家どっとこむの運営会社は未上場ですが、東証スタンダード上場のJトラスト株式会社の子会社という点で安心感がありそうですね。
参考 Jトラスト株式会社の株価
持分買取時手数料無料
大家どっとこむではファンド運用開始後に緊急的に資金が必要になった際に、投資家の持分買取を手数料無料で行ってくれます。
この持分買取(中途解約)は僕の知る限りでは他のサービスでは手数料が必ず必要となるため、大家どっとこむの大きなメリットと言えます。
ただし(他サービスも同様ですが)買取時の金額は投資金額を基本としつつもその時点での公正な価格での買取となります。
※委託企業ファンドなどの場合は対象外となる場合があります。
運用中の資金の上下が無い
大家どっとこむというより不動産型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
大家どっとこむでの投資の主なデメリット
こちらでは、大家どっとこむの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
大家どっとこむに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。
まさお
そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先劣後構造などによって元本棄損が起きにくいよう図られていますが、天災や急激な景気の変動による元本棄損の可能性は残ります。
2023年1月現在は、実際に元本棄損したファンドはまだありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%=20.315%
これに対して不動産型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。
まさお
例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため不動産型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
大家どっとこむで投資を始めるには
大家どっとこむで投資を始めるには、次の2点を用意して新規口座開設ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 本人確認書類
また大家どっとこむではオンライン(LIQUID eKYC)またはハガキ郵送の何れかで本人確認が可能ですが、利用できる書類が異なります。
オンライン | ハガキ郵送 |
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※ハガキ郵送の場合は2点の提出が必要で、うち1点は◎が付いた物が必要になります。
なおハガキ郵送を選んだ場合は郵送に掛る時間が必要となるため、急ぎたい場合はオンラインがお薦めです。
まとめ
大家どっとこむは東証スタンダード上場企業の子会社が運営しているため、安心感のあるサービスです。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事で大家どっとこむの魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「大家どっとこむの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までの大家どっとこむに関連する主な出来事をまとめています。
- 1997.07.10株式会社マスワーク設立
- 2009.05社名変更(⇒キーノート株式会社)
- 2020.09.03現株式会社ミライノベートグループへ参画
- 2020.10.01社名変更(⇒株式会社グローベルス)
- 2020.10.01大家どっとこむサービス開始
- 2023.02.01親会社ミライノベートが上場企業Jトラストに吸収合併