こんにちは!管理人まさおです。

そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
えんfundingは投資金額1万円から不動産投資が可能な、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)サービスです。
えんfundingは今後も人口増加が期待され、安定投資も期待できる福岡市の賃貸マンションに投資が可能なサービスです。

ただし当サイトではそう言ったメリットだけ見て、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事ではえんfundingのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
えんfundingのサービス基本情報
まず最初にえんfundingの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | 株式会社えんホールディングス |
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本社所在地 | 福岡市博多区住吉 |
上場区分 | 未上場 |
設立日(創立) | 1989年11月(33年超) |
代表者 | 代表取締役 原田 透 |
サービス開始 | 2021年6月15日(2年超) |
ユーザー数 | 未公開 |
最低投資金額 | 1万円〜 |
デポジット口座 | あり |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 後入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 投資家負担 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | 不可 |
法人登録 | 不可 |
えんfundingの募集ファンドについて
次にえんfundingの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 2億4,240万円 |
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想定年利 | 3.40%~9.00% 平均約5.67% |
運用期間 | 3ヶ月~12ヶ月 |
募集実績 | 17件 |
運用終了 | 15件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間に自動更新していますが、早期償還などは手動で更新が必要なため少しタイミングがずれる可能性があります。

まだ募集件数が少なく、これからといったところでしょうか。
えんfundingの提供するサービスについて
えんfundingは不動産特定共同事業法に基づき、えんホールディングス社が国土交通省から許可を得て運営している不動産型CFのサービスです。

えんfundingのサービスでの投資イメージ
サービスを利用する投資家は、えんfundingによりファンド化された不動産物件に最低1万円から投資を行うことが可能です。
また投資対象不動産は主に福岡市内のえんホールディングス社の賃貸マンション「エンクレスト」シリーズとなります。
参考 エンクレスト
またえんfundingは不動産型CFサービスのため、債券や社債等より高いリターンを目指す、ミドルリスク・ミドルリターンの投資となりそうです。
えんfundingでの投資の主なメリット
ここからはえんfundingの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
優先劣後構造で投資家を保護
投資家保護のため、ほぼ全ての不動産型CFファンドに採用されている優先劣後構造がえんfundingの全ファンドでも採用されています。

えんfundingの「優先劣後構造」
この仕組みについて、僕がメリットと感じているところが3点あります。
- 事業者側も投資リスクを負う点
- 物件評価下落時も劣後出資分を超えない限り元本棄損しない点
- 事業者側が利益を得るために物件評価を上げる努力が必要になる点
もちろん投資なので100%元本棄損が起きない訳ではありませんが、十分な劣後出資があれば安心して投資しやすくなりますね。
福岡市の不動産に投資が出来る
福岡市の人口は2035年頃まで上昇する予想となっており、これは東京23区や他の政令指定都市を上回っています。

福岡市の人口推計
このため今後もマンション需要は高い可能性が高く、比較的安定した投資が期待出来そうです。
運用中の資金の上下が無い
えんfundingというより不動産型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
えんfundingでの投資の主なデメリット
こちらでは、えんfundingの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
えんfundingに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。

そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先劣後構造などによって元本棄損が起きにくいよう図られていますが、天災や急激な景気の変動による元本棄損の可能性は残ります。
2022年9月現在は、実際に元本棄損したファンドはまだありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
運営会社が未上場企業
えんfunding運営会社のえんホールディングス社は設立から14年を超えており、不動産型CF運営企業の中ではほどほどの企業です。
ただし証券取引所に株式上場していないため、運営会社の経営状況の透明性を求める方にとっては投資に不安を覚えるかもしれませんね。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
これに対して不動産型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。

例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため不動産型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
えんfundingで投資を始めるには
えんfundingで投資を始めるには、次の3点を用意して新規口座開設ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 銀行口座確認書類
- 本人確認書類
銀行口座確認書類には次の何れかの画像ファイルが利用できます。
- 通帳
- キャッシュカード
- ネットバンキング画像
またえんfundingではオンライン(eKYC「TRUSTDOCK」)またはハガキ郵送の何れかで本人確認が可能ですが、利用できる書類が異なります。
オンライン | ハガキ郵送 |
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※ハガキ郵送の場合は2点の提出が必要になります。
なおオンラインの場合は2~3営業日、ハガキ郵送はさらに郵送に掛る日数が必要となるため、急ぎたい場合はオンラインがお薦めです。
まとめ
えんfundingは福岡市内のマンションに集中して投資が出来る魅力的な不動産投資型クラウドファンディングサービスだと思います。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でえんfundingの魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「えんfundingの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までのえんfundingに関連する主な出来事をまとめています。
- 1989.11株式会社アビーロード設立
- 1996.11社名変更(⇒株式会社えん)
- 2000.01自社物件「エンクレスト」シリーズ販売開始
- 2016.07社名変更(⇒株式会社えんホールディングス)
- 2021.06.15えんfundingサービス開始