こんにちは!管理人まさおです。

そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
みらファンは投資金額10万円から不動産投資が可能な、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)サービスです。
まだサービスを開始したばかりで今後はまだ分かりませんが、想定利回りは6%前後の中~高利回りを狙うことが出来そうです。

ただし当サイトではそう言ったメリットだけ見て、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事ではみらファンのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
みらファンのサービス基本情報
まず最初にみらファンの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | 株式会社みらいアセット |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市 |
上場区分 | 未上場 |
設立日 | 2004年12月(18年超) |
代表者 | 代表取締役 磯部 悟 |
サービス開始 | 2022年9月26日(0年超) |
ユーザー数 | 不明 |
最低投資金額 | 10万円〜 |
デポジット口座 | あり |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 後入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 投資家負担 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | 原則不可 |
法人登録 | 可 |

出金先口座をGMOあおぞらネット銀行にしておくと出金時の振込手数料が無料になります。
みらファンの募集ファンドについて
次にみらファンの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 5,220万円 |
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想定年利 | 6.00%~6.30% 平均約6.08% |
運用期間 | 6ヶ月~9ヶ月 |
募集実績 | 4件 |
運用終了 | 0件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間に自動更新していますが、早期償還などは手動で更新が必要なため少しタイミングがずれる可能性があります。

まだ募集件数が少なく、これからといったところでしょうか。
みらファンの提供するサービスについて
みらファンは不動産特定共同事業法に基づき、みらいアセット社が国土交通省から許可を得て運営している不動産型CFのサービスです。

みらファンのサービスでの投資イメージ
サービスを利用する投資家は、みらファンによりファンド化された不動産物件に最低1万円から投資を行うことが可能です。
また投資対象不動産としては古き良き建物、街に合った建物等、恐らく名古屋市を中心としたSDGs寄りの物件が中心となりそうです。
またみらファンは不動産型CFサービスのため、債券や社債等より高いリターンを目指す、ミドルリスク・ミドルリターンの投資となりそうです。
みらファンでの投資の主なメリット
ここからはみらファンの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
優先劣後構造で投資家を保護
投資家保護のため、ほぼ全ての不動産型CFファンドに採用されている優先劣後構造がみらファンの全ファンドでも採用されています。

みらファンの「優先劣後構造」
この仕組みについて、僕がメリットと感じているところが3点あります。
- 事業者側も投資リスクを負う点
- 物件評価下落時も劣後出資分を超えない限り元本棄損しない点
- 事業者側が利益を得るために物件評価を上げる努力が必要になる点
もちろん投資なので100%元本棄損が起きない訳ではありませんが、十分な劣後出資があれば安心して投資しやすくなりますね。
運用中の資金の上下が無い
みらファンというより不動産型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
みらファンでの投資の主なデメリット
こちらでは、みらファンの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
みらファンに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。

そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先劣後構造などによって元本棄損が起きにくいよう図られていますが、天災や急激な景気の変動による元本棄損の可能性は残ります。
2022年12月現在は、実際に元本棄損したファンドはまだありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
運営会社が未上場企業
みらファン運営会社のみらいアセット社は設立から18年を超えており、不動産型CF運営企業の中ではほどほどの企業です。
ただし証券取引所に株式上場していないため、運営会社の経営状況の透明性を求める方にとっては投資に不安を覚えるかもしれませんね。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
これに対して不動産型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。

例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため不動産型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
みらファンで投資を始めるには
みらファンで投資を始めるには、次の2点を用意して会員登録ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 本人確認書類
またみらファンではオンライン(eKYC「proost」)またはハガキ郵送の何れかで本人確認が可能ですが、利用できる書類が異なります。
オンライン | ハガキ郵送 |
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※公式サイトには記載がありませんが、proostのサイトによると「運転経歴証明書」と「特別永住者証明書」も利用できそうです。
なお会員登録には本登録申請から3~5営業日程度が必要ですがハガキ郵送の場合は時間がかかるため、急ぎの場合はオンラインがお薦めです。
まとめ
みらファンはまだ開始したばかりのため、今後のファンド募集に期待したくなるサービスですね。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でみらファンの魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「みらファンの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までのみらファンに関連する主な出来事をまとめています。
- 2004.12名古屋市のみらいグループの不動産事業強化のため設立
- 2009.09.18社名変更(⇒株式会社みらいアセット)
- 2022.09.26サービス開始
- 2022.12.231号ファンド募集開始