こんにちは!管理人まさおです。

東証1部上場企業グループ運営で予定分配率5%が狙える新サービスにご興味ありませんか?
そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
72CROWD.(ナナニークラウド)は2021年7月に開始したばかりのサービスです。
運営は東証1部上場の大東建託100%子会社「インヴァランス」が行っているため、運営会社の安心度も高めです。
また将来的には変わる可能性もありますが、今のところ予定分配率5%が基本となるようです。
古参の東証1部グループ運営サービスでは3%台まで下がってきている今、狙い目のサービスの1つかもしれませんね。

ただ少し待って下さい。当ブログではメリット面だけ見てデメリット面を知らずに投資を行うことは推奨していません。
そこで本記事では実際にこちらのサービスについて、リスク面なども含めて徹底調査の上、解説したいと思います。
72CROWD.での不動産投資
72CROWD.ではクラウドファンディングの仕組みで多くの投資家が少額を出し合って不動産投資を行います。

72CROWD.の投資イメージ

多くの仲間が同じ不動産にリスクも背負って投資を行ってくれるのは心強いですよね。
またインヴァランス社が賃貸管理している物件の2021年6月現在の入居率は96.15%となっているそうです。
このため72CROWD.を通じて安定した不動産投資が期待出来そうですね。
72CROWD.のメリット
まず72CROWD.のメリット面について少し掘り下げておきます。
運営会社の安心感
冒頭でお伝えした通り、72CROWD.は東証1部企業100%子会社が運営しています。
不動産型CF業界のトップ企業には未上場企業も多いのですが、やはり東証1部グループ企業運営の安心感は大きいですね。
- 親会社は上場時、1部昇格時に厳しい基準をクリアしている
- 定期的に財務状況を公表し社会からチェックを受けている
- その信頼性により多くの資金調達手段を持ちやすい
こういった点などから、既存の1部上場系サービスでは多くの投資家の方が安心感を持って投資に参加しているようです。
優先/劣後出資方式あり
優先/劣後出資方式は多くのサービスで採り入れられている、投資家の資産の安全性を高める出資方式です。

72CROWD.の優先/劣後出資
詳しくはこちらでご説明しています。
難しく考えたく無い方は、劣後出資割合が高いほど安全性も高めに設計される仕組みと考えておくと良いと思います。
高い利回り(分配率)
72CROWD.の募集ファンドの想定利回りは5%程度のようです。

72CROWD.で狙える利回り
今後は徐々に下がっていく可能性もありますが、当面の間は5%程度の利回りが狙えそうですね。
運用中の資金の上下が無い
72CROWD.で運用中の資金は株価のような毎日の上下はありません。

このため僕のように仕事中でも株価が気になってしまう方には合った投資だと思います。
ただし不動産の価値が劣後出資以上に下落した場合は、元本割れの可能性もある点は理解しておく必要があります。
72CROWD.のデメリット
次に72CROWD.で投資を行う際のデメリットについてもご紹介しておきます。
- 元本保証はない
- 資金の流動性が低い
- 利益は総合課税の対象
- 運営会社の倒産リスク
以上ですが基本的に他のサービスにも共通する内容のため、ご存じの方は読み飛ばして下さっても結構です。
元本保証はない
全ての投資について言えることですが、元本保証はありません。

そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先/劣後出資方式によるヘッジがあるため元本割れの可能性はそこまで高くは無いとは期待しています。
ただ天災や火災で被害が出てしまった場合などは、劣後出資が大きくてもカバーしきれない可能性はありそうです。
このため元本割れリスクや利回りを定期預金などリスクの低い金融商品と天秤に掛けて検討し、リスクの不安が勝つ方にはお勧めできないサービスです。
利益は総合課税の対象
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
これに対して不動産投資型クラウドファンディングの利益は本業の所得と合算して総合課税の対象となります。
またこの時、合計金額が高くなるほど多く課税される累進課税の対象となるため元の稼ぎが大きい方は注意が必要です。

例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課されます。
また給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。
運営会社の倒産リスク
運営会社が倒産した場合、投資中のお金が戻らない可能性があります。

また戻ってくるとしても、想定より時間が掛かる可能性が高いことは覚悟しておいて下さい。
もちろん東証1部企業グループ運営のため、その可能性は決して高くはないとは考えています。
とは言えこのサービスで投資をしたいと考えている方も、出来れば次の2点を心がけておいて下さい。
- 余裕資金内での投資とすること
- 他サービスと分散しておくこと
72CROWD.のその他の特徴
ここではメリット・デメリット以外の特徴をご紹介しておきます。
各種手数料について
72CROWD.は入出金以外の各種手数料は基本無料です。
- 口座開設利用料 0円
- ファンド申込手数料 0円
- ファンド運用手数料 0円
まず投資家の銀行口座から投資口座への入金に関する手数料は銀行側で支払う必要があります。
次に72CROWD.で償還された資金はいったん預り金口座(GMOあおぞらネット銀行)に入金されます。
また預り金口座から出金を行う場合は他行宛て: 3万円未満 166円、3万円以上 261円が必要となります。
このため72CROWD.を利用する際はGMOあおぞらネット銀行の利用をお勧めします。
ここまでのおさらい
冒頭でご紹介した内容の繰り返しになりますが、72CROWD.のここまでの特徴をおさらいしておきます。
- 東証1部上場企業グループによる運営
- 運営会社賃貸物件の入居率も高め
- 優先/劣後出資方式による安全設計
- 予定利回りは5%程度が狙える
今回の記事で72CROWD.のことが気になって下さった方は、公式サイトで詳しくご確認下さい。
72CROWD.の口座開設に必要なもの
72CROWD.に口座開設するためには下記が必要です。
- メールアドレス
- 出金先銀行口座
- 本人確認書類2点
このうち本人確認書類2点は途中で画像をアップロードする必要があります。
本人確認書類2点
本人確認書類には次のうち2点が必要です。
- 運転免許証
- 写真付き住基カード
- パスポートの顔写真貼付面と所持人記載面
- 健康保険証(現住所記載)
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- 個人番号(マイナンバー)カードの表面のみ
- 特別永住者証明書(両面必須)
なお健康保険証の場合は次の箇所を黒塗り(マスキング)して下さい。
- 被保険者記号および番号
- 保険者番号
- 2次元コード(QRコード)の部分(あれば)

保険証のマスキングイメージ
72CROWD.の口座開設の流れ
72CROWD.で口座開設を行う場合、本人確認を「①スマホで行う」「②その他で行う」の何れかで少し流れが変わります。
スマホで行う場合
- 会員仮登録
- スマホで本人確認
- 会員本登録
その他で行う場合
- 会員仮登録
- 会員本登録
- 本人確認書類提出
このうちスマホで本人確認を行う場合はオンラインで登録が完了します。
逆にその他の場合は本人確認はがきを受け取る必要があるため、口座開設まで多少時間が掛かります。
口座開設を急ぐ必要がある場合はスマホ開設、そうでない場合はどちらの方法でも大丈夫です。