こんにちは!管理人まさおです。

そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
TSON FUNDINGは投資金額10万円から不動産投資が可能な、不動産投資型クラウドファンディング(以下「不動産型CF」)サービスです。
またTSON FUNDINGは(やや特殊ですが)東証上場企業が運営している上、6%以上の高利回りも狙える不動産型CFサービスです。

ただし当サイトではそう言った点だけを見て、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事ではTSON FUNDINGのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
TSON FUNDINGのサービス基本情報
まず最初にTSON FUNDINGの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | 株式会社TSON |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市 |
上場区分 | TOKYO PRO Market上場 |
設立日 | 2008年8月20日(14年超) |
代表者 | 代表取締役社長 加藤 冬樹 |
サービス開始 | 2020年10月29日(2年超) |
ユーザー数 | 不明 |
最低投資金額 | 10万円〜 |
デポジット口座 | なし |
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振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 後入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 0円 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | やむを得ない場合のみ可 |
法人登録 | 可 |

TOKYO PRO Marketはプロの特定投資家のみ参加可能な東京証券取引所のマーケットです。
TSON FUNDINGの募集ファンドについて
次にTSON FUNDINGの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 40億8,993万円 |
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想定年利 | 5.40%~7.00% 平均約6.24% |
運用期間 | 3ヶ月~99ヶ月(8年4ヵ月) |
募集実績 | 55件 |
運用終了 | 20件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間に自動更新していますが、早期償還などは手動で更新が必要なため少しタイミングがずれる可能性があります。

TSON FUNDINGはそれなりに実績が多く元本割れは0件、そして高利回りが狙えるサービスですね。
TSON FUNDINGの提供するサービスについて
TSON FUNDINGは不動産特定共同事業法に基づき、株式会社TSONが国土交通省から許可を得て運営している不動産型CFのサービスです。
サービスを利用する投資家は、TSON FUNDINGによりファンド化された不動産物件に最低10万円から投資を行うことが可能です。

TSON FUNDINGの投資イメージ
ちなみにTSON FUNDINGでは愛知県を中心に東京都や埼玉県、岐阜県や三重県などの物件を投資対象としたファンド募集が行われます。
またTSON FUNDINGは不動産型CFサービスで債券や社債等より高いリターンを目指す、ミドルリスク・ミドルリターンの投資となりそうです。

なおTSON FUNDINGでは不動産型CFに多い匿名組合型だけでなく任意組合型のファンドも多数募集されます。
このため予め両者の違いをこちらのページなどで確認しておくことをお勧めします。
TSON FUNDINGでの投資の主なメリット
ここからはTSON FUNDINGの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
優先劣後構造で投資家を保護
投資家保護のため、ほぼ全ての不動産型CFファンドに採用されている優先劣後構造がTSON FUNDINGの全ファンドでも採用されています。

TSON FUNDINGの「優先劣後構造」
この仕組みについて、僕がメリットと感じているところが3点あります。
- 事業者側も投資リスクを負う点
- 物件評価下落時も劣後出資分を超えない限り元本棄損しない点
- 事業者側が利益を得るために物件評価を上げる努力が必要になる点
もちろん投資なので100%元本棄損が起きない訳ではありませんが、十分な劣後出資があれば安心して投資しやすくなりますね。
全期間家賃固定型の空室保証
TSON FUNDINGでは万が一の空室リスクに備えた「全期間家賃固定型の空室保証」制度が採用されています。
これによりTSON FUNDINGのファンドの利回りのうちインカムゲイン部分については空室が発生しても保証されやすくなります。
東証上場企業が直接運営
TSON FUNDINGは東証上場企業である株式会社TSONが自ら運営している点で安心感があります。
また同社は2008年8月設立(14年超)とほどほどの歴史のある不動産会社のため、その知見に基づいた不動産投資が期待出来ます。

ただしTSONの株は上場中にも関わらず取引が行われていないようなのでその点はご留意下さい。
運用中の資金の上下が無い
TSON FUNDINGというより不動産型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
TSON FUNDINGでの投資の主なデメリット
こちらでは、TSON FUNDINGの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
TSON FUNDINGに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。

そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん優先劣後構造などによって元本棄損が起きにくいよう図られていますが、天災や急激な景気の変動による元本棄損の可能性は残ります。
2023年1月現在は、実際に元本棄損したファンドはまだありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
これに対して不動産型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。

例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため不動産型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
TSON FUNDINGで投資を始めるには
TSON FUNDINGで投資を始めるには、次の3点を用意して会員登録ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 本人確認書類
またTSON FUNDINGはオンライン本人確認に未対応のためハガキ郵送での確認が必要になり、その際に利用可能な書類は下記をご参照下さい。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 国民年金手帳
- など
なおハガキ郵送による本人確認となるため、会員登録完了までに時間がかかる可能性が高いため、急ぎたい場合はお早めの登録をお勧めします。
まとめ
TSON FUNDINGは上場企業が直接運営している上、不動産型CFサービスの中では高めの利回りを狙うことも可能なサービスです。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でその魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「TSON FUNDINGの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までのTSON FUNDINGに関連する主な出来事をまとめています。
- 2008.08.20株式会社TSON設立
- 2015.03.23株式会社TSON TOKYO PRO Market 上場
- 2020.10.29TSON FUNDINGサービス開始