ソーシャルレンディング投資を始めてしばらくすると毎月分配金が入るようになり、しかも定期預金よりも遥かに大きな金額が振り込まれるので、つい嬉しくなってその金額を眺めたりしちゃいますよね。
そしていつの間にか最初は数十円だった分配金が、投資金額を徐々に増やして数百円、数千円、数万円と増えてきて、「毎月10万円貰えるようになったら美味しい物を食べて良い服を買いたい」などと思って10万円を目標に投資している方も多いのではないでしょうか。
私自身はそこまで明確に目標としていた訳でも無いのですが、今日久しぶりに全ソーシャルレンディングサービスの投資状況を集計してみたところ今月の分配金が10万円を超えていましたので、みなさんの参考になるのかならないのか分かりませんが、私の現在のSLポートフォリオをご紹介したいと思います。
全サービスでの投資状況
私の8月30日時点での全サービスでの投資状況をまとめると次のようになりました。
サービス | 投資残高 | 口座残高 | 今月の分配金 |
---|---|---|---|
OwnersBook | 5,938,006円 | 7,905円 | 5,057円 |
maneo | 5,439,096円 | 7,920円 | 24,355円 |
SBISL | 4,878,503円 | 0円 | 15,356円 |
LCレンディング | 2,700,000円 | 889円 | 11,896円 |
プレリートファンド | 1,400,000円 | 23,992円 | 6,016円 |
ガイアファンディング | 1,060,000円 | 0円 | 5,525円 |
TATERU Funding | 1,000,000円 | 0円 | 0円 |
クラウドリース | 980,000円 | 1,106円 | 6,427円 |
クラウドクレジット | 781,592円 | 19,664円 | 547円 |
アメリカンファンディング | 500,000円 | 6,393円 | 3,250円 |
トラストレンディング | 500,000円 | 0円 | 4,628円 |
クラウドバンク | 354,279円 | 970円 | 1,748円 |
スマートレンド | 300,000円 | 11,311円 | 1,964円 |
キャッシュフローファイナンス | 200,000円 | 103,955円 | 2,862円 |
ポケットファンディング | 110,000円 | 95,307円 | 214円 |
LENDEX | 0円 | 0円 | 628円 |
ラッキーバンク | 379,850円 | 0円 | 0円 |
グリーンインフラレンディング | 200,000円 | 9,729円 | 0円 |
これを合計すると、私の全サービスでの投資額は約2,582万円、また8月中に全サービスから受けた分配金は90,473円となりました。
「10万円の分配金を受け取る話じゃないの?」
・・・そう言われそうですが、このうちOwnersBookの分配金はおおむね四半期ごとにまとまって受け取るようになっており、先月の分配金は「71,013円」となっていましたので、これを月次ベースにすると23,000円以上、つまり表の分配金に加算して今月の分配金は11万円以上と言えると判断しています。
なお、この分配金額に対して投資中元本は約2,582万円となっていますが、この金額には今月新規に追加した資金の150万円も含まれています。
この150万円はまだ分配金への貢献がほとんど行われていないため、これを除外すると2,400万円程度の投資に対して毎月11万円の分配金が貰えていると仮定出来ると思います。
これにより、私の今年の現在までの利回り見込みは5.5%程度になりそうかな・・・と計算しています。
また、この5.5%という数字から逆算するとソーシャルレンディング投資で毎月10万円の分配金を受け取るためには、最低限「10万円 x 12ヵ月 / 5.5%」 ≒ 2182万円程度を投資しておく必要があると考えておくと良いかなと思います。
忘れてはならない存在
先にまとめた表をご確認頂くと分かると思いますが、私の投資対象には現在、ほぼ全投資家に対して返済が行われていない「グリーンインフラレンディング」「ラッキーバンク」への投資が58万円近く含まれています。
このため、もしこの金額が全損したとして再計算すると私の今年の利回りは最終的に3%程度、つまり毎月6~7万円程度の分配となる見込みです(これでも必要十分な額ですが)。
※正確にはSBIソーシャルレンディングでも延滞中のファンドがありますが、先に述べた58万円が全損すると仮定して相殺前提で計算しています。
分散投資の大切さ
ところで「グリーンインフラレンディング」「ラッキーバンク」「SBIソーシャルレンディング」の外れファンドを引いた割に意外に貰えそうだと思いませんか?
これは、あらかじめ無理がありそうなサービス、ファンド(基本的には高利回り)にはほどほどの投資金額に抑え、そうでないサービス、ファンド(同中程度の利回り)に厚めに投資することで、適切な分散投資効果が得られている結果ではないかと思います。
私は投資は短期で大金を得るよりは、長期で凸凹ありながらも最終的にある程度(定期預金よりはずっと上)のプラスとなることを期待して投資を行っています。
投資の嗜好には色々なパターンがあって良いと思いますが、もし私の嗜好に近ければ何か参考になる事もあるかと思いますので、今後も本ブログでお付き合い頂ければと思います(もちろんそうでない方もお付き合い頂ければ幸いです)。
コメント