不動産投資型クラウドファンディング(不動産CF)はソーシャルレンディングとは別物ですが、同じクラウドファンディングの投資手法として似ており、感覚的に投資家層も非常に似通っていると思います。
また不動産CFではファンド募集を行うサービス事業者も同じ対象に投資を行い、かつ優先/劣後方式によってサービス業者が投資家の前に損を負担する仕組みをとっていることから最近、非常に人気を集めています。
例はFANTAS Fundingのものを借用しましたが、劣後出資の割合は異なりますが各サービス、このスキームでファンド募集を行っており徐々に人気も高まってきていますので、この機会に「不動産投資型クラウドファンディングサービス5選」として各サービスの簡単な紹介をさせて頂きたいと思います。
RENOSYクラウドファンディング
- 東証マザーズ上場のGA technologiesが運営する人気のサービス
- 全ファンドが抽選申込となっており当選倍率は5~12倍と高い人気を誇る
- 全ファンドの利回りが8.0%、運用期間も3か月と気楽に投資しやすい(2019年8月現在)
RENOSY ASSETクラウドファンディングは投資家から非常に高い人気を集めるサービスで、私自身も全ファンドの抽選申込を続けて9号ファンドでやっとの思いで当選できた程でした。
人気の理由はやはり「①上場企業運営」「②高利回り」「③運用期間短め」の三拍子に加えて優先/劣後方式でGA technologiesが評価損の一部を負担してくれる点ですね!
RENOSY ASSETクラウドファンディング
CREAL
- CREAL(クリアル)が負担する劣後割合は案件毎に異なり10~25%程度
- ファンドの利回りは4~5%程度とほど良い範囲
- ホテルやマンションの他、保育所までも投資対象とする
CREAL(クリアル)は百獣の王、武井壮さんをイメージキャラクターに選ぶだけあり、不動産投資型クラウドファンディングに多い数千万円クラスの投資ファンドだけでなく、2億~4億円以上の大型ファンドまで扱う人気のサービスです。
しかも現在まで募集された全てのファンド(最大4億5,000万円)が完売しており、今では不動産投資クラウドファンディングで運用資産残高№1を誇る大人気のサービスとなっています。
CREAL(クリアル)
FANTAS funding
- FANTAS Fundingが負担する劣後割合は全ファンド20%(2019年8月現在)
- ファンドの利回りは4~8%程度とファンドにより差が大きい
- 大きな人気を集めており、ファンド募集時は数分で完売する
FANTAS Fundingは利回りの高いファンドもそうですが、利回りが4%のファンドでも数分~十数分で完売するほどの人気を誇っています。
運用実績はまだ決して多いとは言えませんが、後入金方式で1万円から申し込めるため、投資家にとっても気軽に投資しやすいという点もその人気を支えている一因ではないかと思います。
FANTAS Funding
LANDNET Funding
- 全ファンドの利回りが8.0%、運用期間も3か月となっておりRENOSY ASSETクラウドファンディングと同程度
- LANDNETが負担する劣後割合は30%と他サービスより高め
- ただしサービス開始からまだ2件の募集しか無いため評価はこれから
LANDNet fundingは劣後割合が30%と、他のサービスに比べて非常に高めに設定されており、かつ利回りが高く、運用期間も短いため、これから人気を集めるサービスになる可能性を秘めています。
ただやはり、まだファンド募集された件数が少ないため様子見をしている投資家の方も多いのではないかと思います。これからのファンド募集に大期待です。
LANDNET Funding
Joint α
- 東証一部上場の穴吹興産が運営する新興サービス
- ファンドの利回りは4~5%程度とほど良い範囲
- ただしサービス開始からまだ2件の募集しか無いため評価はこれから
Jointo α(ジョイントアルファ)は東証一部上場の穴吹興産が運営するサービスのため、不動産投資型クラウドファンディングの決定版となる可能性を秘めています。
ただし2019年5月の1号ファンド募集からまだ2件のファンド募集しか無いため、評価はこれから・・・もう少しファンド募集のペースを上げてくれることを期待しています!
Jointo α(ジョイントアルファ)
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