こんにちは!管理人まさおです。
またも東証1部上場企業が不動産投資型クラウドファンディングに参入するようです。
その企業の名前は「フィル・カンパニー」。
主に駐車場上部の空きスペースを空中店舗として活用するフィル・パークの企画・提案をメイン事業とする建設会社です。
不動産型CF参入の流れ
フィル社は実は2020年11月期決算説明会の時点で参入の意向を示していました。
PDF 2020年11月期決算説明会資料
その後大きな動きには気付けていませんでしたが、7月26日にIRで不動産特定共同事業法不動産投資型クラウドファンディングの根拠法で、不動産投資を小口化し...の許可申請を正式に表明しました。
PDF 不動産特定共同事業法不動産投資型クラウドファンディングの根拠法で、不動産投資を小口化し...に係る許可申請のお知らせ
IR中にも明確に「クラウドファンディング」とありますので、電子取引業務の申請も合わせて行っていそうですね。
実は融資型クラウドファンディングの経験も
実はフィル・カンパニーは過去に融資型CFファンドの募集を行ったことがあります。
と言ってもフィル・カンパニー単体運営のサービスではなく、貸付投資のFundsが運営するサービスだったようですが。
2019年に1回だけ募集が行われ満額応募、その後すでに償還も終えていますが、その後の音沙汰は無いようです。
その影だけもう一度登場
フィル社がどこまで関わっていたかは不明ですが、実はもう一度だけ融資型CFでその影が登場したことがあります。
こちらはFUELオンラインファンド運営のDL Fundingの1号案件。
貸付先は東証1部のディア・ライフですが、その不動産投資事例に「フィル・パーク表参道」が登場しています。
フィル社が建て、ディア・ライフ社がそこに不動産投資したという関わり程度だったのかもしれません。
このように、何気にクラウドファンディング界隈に関わってきたフィル社が新たに始めるサービス、要チェックですね。