こんにちは!管理人まさおです。
キャピタルゲインが主な配当元のファンドで、途中解約した際の利回りがどうなるかご存じですか?
普段は運用期間のそう長く無いものに投資することが多いのですが、こちらのファンドでふと気になり始めました。
こちらのファンドは想定利回り10.0%(年利)と高めなのですが、運用期間が7年もあるんですよね。
また10%のうち3%分がインカムゲイン(賃料収入)、7%分がキャピタルゲイン(売却益)が原資となっています。
その場合、途中解約した場合の利回りは3%なの?10%なの?
実際のところ、こんなことを悩んでいる方は少なそうですが、ふと気になったためCOZUCHIに確認してみました。
そこで本記事では①この疑問への回答、②無料換金制度、③COZUCHI検討中の新制度についてご紹介したいと思います。
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CIZUCHI品川案件の解約などに関する条件
今回のCOZUCHI「品川駅前 再開発エリア3区分レジファンド」の解約などに関する条件は次の通りです。
- いつでも解約・譲渡可(要手数料)
- 分配タイミングは1年に一度
- 分配日頃に5日程度の換金手数料無料期間あり
換金手数料無料期間が設けられるのはありがたいですね。
期間は5日程度と若干短いかもしれませんが、分配のタイミングに設けられるようなので気付きやすそうですしね。
途中解約した場合の利回りはどうなるのか
さて、換金手数料無料期間を利用して中途解約した場合ですが・・・残念ながらインカムゲイン分の利回りしか貰えません。
やっぱりそうだよね・・・。
はい、期待持たせてしまっていましたら申し訳ありません。
またその理由は(当然と言えば当然ですが)、残りの7%分は不動産売却時の利益から捻出される物だからです。
逆に言えば7年目の想定売却益を均して毎年7%、つまり7年目の想定キャピタルゲインが49%分ということですね。
また中途解約時の利回り部分については、ファンド詳細ページにも説明文が追加されていました。
なお(略)換金手数料無料期間(略)は換金手数料無料で換金制度(事業者による買取)の利用が可能です。(略)その場合、運用期間1年に対するインカムゲイン分配金と出資分の買取価格をお支払いします。
やはり解約時点までの1年単位分のインカムゲインしか分配として貰えないようです。
このため、毎年10%分が分配されると勘違いして申込しないようにご注意下さい。
COZUCHI検討中の新制度
COZUCHIでは今回のような長期間の投資時に出資金を換金しやすいセカンダリーマーケットの仕組みを検討中とのことです。
- 出資中のファンドを投資家間で直接売買可能
- その際の売却条件は売り手側が設定可能
- 買い手からは価格交渉などが可能
- 手数料はゼロかあっても極小
というのは、あくまでも僕の予想なんですけどね。
ただ、今までセカンダリーマーケットの検討をしているサービスをいくつか見掛けましたが未実現なんですよね。
COZUCHIの説明に「各種法令、監督官庁の指導等を踏まえ」とあり、この辺りがネックになっているのかもしれませんね。
とは言え、こうやって投資家の立場で色々と前向きな検討をしてくれている点はありがたいですね。