こんにちは!管理人まさおです。
ちなみに同ファンドは31号、33号ファンドと同じKHAN VILLA案件のようなので、参考までにその際の主な募集条件をご紹介しておきます。
- 募集金額:約2億8,000万円
- 想定利回り:11.0%(年利)
- 運用期間:約6~7ヵ月
- 劣後出資割合:約30%
- 募集方式:先着式
またTECROWDでは今月、初投資とアンケート回答でAmazonギフト券3,000円が貰えるキャンペーンも実施中されています。
このためまだTECROWDで未投資の方はお得に投資を開始出来ますので、公式サイトをチェックしてみては如何でしょうか。
TECROWDの振込手数料の存在について
さて、ここからが本記事の本番です。
実は今回、TECROWDではファンドの分配・償還のたびに毎回、銀行への振込手数料が引かれていることに今ごろ気付きました。
きっかけはTECROWDが先日マイページをリニューアルして投資収益レポート欄に表示されるようになったこと。
恥ずかしながら僕もTwitterで話題になるまで気付いていませんでした。
と言ってもTECROWDは無断で手数料を徴収している訳ではなく、契約成立前/時書面に例えば次のように明記されています。
優先出資者指定の預金口座に支払う際の振込手数料は優先出資者が~(略)~負担するものとする。
また振込手数料を徴収していないように見えるサービスも、その分の負担を利回りで調整している可能性が多分にあります。
このためこの点では決してTECROWDを責めることは出来ませんが、投資家側で注意しておかないと更に損をする可能性があります。
振込手数料に関する注意事項と対策2点
TECROWDでは振込手数料について次の2点を理解しておく必要があります。
- 振込先銀行によって手数料額が変わる
- 支払調書に手数料の記載が無い
振込先による手数料の違い
TECROWDからの分配・償還先の銀行が楽天銀行の場合、振込手数料は105円ですが、他行では150~229円が掛かります。
実は僕もみずほ銀行にして150円掛かってしまっていたため、慌てて楽天銀行に変更しておきました。
また残念ながらTECROWDでは同じタイミングで複数の分配・償還があると、その回数分だけ振込手数料が掛かるようです…。
この点については多くの投資家から改善要望が挙げられているようですが、今のところ改善されていないようですね。
支払調書に手数料の記載がない
TECROWDでは確定申告の時期に支払調書が発行されますが、残念ながら支払調書には振込手数料は記載されません。
このため申告時に振込手数料を忘れて計算してしまうと、本来払うべき税金より過大に納税してしまう可能性があります。
この点は僕からも改善要望を上げていますが、やはり改善までは時間が掛かりそうな気がしますね。
利回り換算でどの程度の影響があるか
TECROWDは1ファンドの最低投資金額は10万円のため、楽天銀行口座に年1回分配が行われると仮定すると約0.1%分の影響があります。
また当然ですが振込先が他行の場合や1年単位の途中で分配・償還がある場合は更に振込手数料の影響は大きくなります。
例えばみずほ銀行に6ヶ月で償還された場合は(振込額が3万円を超えるので)約0.46%分になります。
もともとTECROWDのファンドは高利回りのため無視できる程度と思う方もいるかもしれませんが、少しでも影響は抑えておきたいですよね。
また1ファンドの投資額を大きくすれば更に影響は小さくなるかもしれませんが、その辺は個々人のリスク許容度にもよりますよね。
このため、もし振込先銀行が楽天銀行になっていないかたはお早めの変更をお薦めします。
あと、確定申告時は絶対に忘れないようにしましょうね。