こんにちは!管理人まさおです。
サービス名は「REVADD(リバード)」。
Real Estate Value ADD(不動産(Real Estate)が価値(Value)を与える(ADD))を組み合わせて名前を付けたようですね。
さて不動産型CFサービスが雨後の筍的に増えている今、REVADDは「日本初の参加型不動産クラウドファンディング」とのこと。
そもそもクラウドファンディングの時点でみんな参加してるんじゃないの?
確かにクラウドファンディングは群衆(Crowd)が投資(Funding)する意味なので、今までも「参加型」でやっている世界ですよね。
そこでREVADDのサイトを確認してみて、僕なりにREVADDが言いたい「参加型」の意味を解釈してみましたのでご紹介したいと思います。
またREVADDについてはサービスを利用するにあたって皆様もきちんと理解しておいた方が良いこともありますので合わせてお伝えしておきます。
日本初の参加型不動産クラウドファンディング
REVADDの参加型不動産CFは「個人の投資家が案件に参加できる不動産投資サービス」とのことのようです。
ってこの言葉の意味も今までも多く存在している不動産型CFサービス以外の何者でもないような…。
とは言えそれでも何か他のサービスと違う独自の特徴があるのだろうと考え調べてみたところ、言わんとしたいところはこちらみたいです。
これでもピンと来にくい気もしますが、どうも最多出資者はREVADDのファンドに出資後、その物件購入の優先交渉権が付与されるようですね。
つまりファンドの投資者がその投資物件の売却先になれる、ということのようですね。
またこれ以外にもREVADDの「参加型」の意味に近いと思った内容はこちら。
- 物件の選定、取得、運用・管理、売却に至るすべてのプロセスを開示
- 収益並びに費用を含むキャッシュフローをすべて開示
つまり実際にファンドで投資する、された物件がどのような過程を経て運用終了まで至るか確認出来る形になるようですね。
この辺は面白いと思いました。ただ「参加型」言うよりは「体験型」と説明した方がピンと来るような気もしましたが。
また先ほどの最多出資者の方も直接不動産投資の前に様々な情報を得られて投資判断しやすくなるかもしれませんね。
つまり最多出資者は事前情報を得て物件購入、不動産型CF投資家はEXIT候補が増え、REVADD側は楽して売却先が見つけられてみんなハッピーですね。
ただ直接不動産投資をする気が無い方が最多出資者になった場合にしつこい勧誘が行われたりしないかだけは心配ですが。
避けて通るべきではないこの話題
偏見やバイアスを持たれないようにお伝えしておきますが、この後ご紹介する内容は別に隠されている話ではない、ということです。
と前置きしてお伝えするのは、REVAAD運営会社「株式会社レイズ」はSBIソーシャルレンディングの終了に関係のあった企業ということです。
ご存じと思いますがSBISLはかつて存在した貸付型CFサービスで、貸付先「テクノシステム」の不正を見抜けずその責任を取って終了しました。
そして実はこの「テクノシステム」をSBISLに紹介したのが「株式会社レイズ(旧玄海インベストメントアドバイザー)」だったんですね。
ただレイズ社自体はこの件に関してSBI側から訴訟された話も聞きませんし、行政処分なども受けてはいないようです。
このためレイズ社は単にテクノ社を紹介しただけで不正は行っていないと解釈もでき、現時点ではREVADDサービスにも問題は無さそうに思います。
とは言え、念のため皆様にも情報共有はしておくべきと考えてご紹介させて頂きました。
株式会社レイズグループのもう1つのCFサービス
ちなみに株式会社レイズのグループ会社「株式会社リクラウド」はファンド型クラウドファンディングのRECrowdサービスを行っています。
ちなみにこちらは再生可能エネルギーの投資案件に特化したサービスとのこと。
ただし2021年10月4日にサービス開始しているようですが、今のところ1件もファンド募集が行われていないように見えますね。
また今回サービス開始した「REVADD」の方も見たところ現時点ではファンドの募集予定は「準備中」となっており想定利回りなども不明です。
まさかRECrowdに続いて延々とサービス開始しないなんてことは無いと思いますが、そうならないことを祈っています。