こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「TREC5号 区分マンションファンド新宿・台東根岸」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億1,650万円
- 予定利回り:4.00%(年率)
- 運用期間:約2年
- 劣後出資割合:25%
- 募集方式:先着式
このためそれなりに人気のあるサービスですが、募集頻度が少ないのが少し弱点ですね。
ちなみに今回は前回4号の2022年7月28日から約9ヶ月ぶりの募集となるため、投資を狙っている方は要チェックですね。
不動産特定共同事業法3・4号事業者による募集
不動産型CFのファンド募集には不動産特定共同事業法不動産投資型クラウドファンディングの根拠法で、不動産投資を小口化し...の許可が必要ですが、その許可のタイプには第1~4号までの4種類があります。
このうち通常は第1・2号事業の許可に基づいて募集が行われますが、TREC FUNDINGでは第3・4号事業の許可の元で募集が行われます。
この2タイプの大きな違いは第3・4号事業者ではファンド対象不動産の投資事業が特別目的会社投資スキームに特別目的会社(SPC)を組み込むことで運営会社の倒産から...(SPC)が行う点があります。
またSPCを利用してファンド運用が行われるメリットは元の不動産型CFサービス運営会社が倒産してもその影響を受けにくくなる点にあります。
第1・2号よりメリットが大きいってことだね。
ところが今回のファンドは劣後出資割合を高めた結果、SPCが会計上トーセイの連結子会社となり倒産隔離の対象とならない可能性もあるそうです。
今回のファンドへの投資の際はそういった点も含めて投資判断するのが良さそうですね。
他に第3・4号事業者はあるの?
僕の記憶範囲ではTREC FUNDING以外に無かったように思いますが、以前の記事でご紹介した通りもしかすると新サービスが登場するかもしれません。
そのサービスの運営会社は「ジャパン・プロパティーズ 不動産再生ファンド#1」の貸付先「ジャパン・プロパティーズ株式会社」ですね。
もちろん不動産特定共同事業の許可を受けてサービス開始しない会社も多いため現時点では未確定ですが、開始を期待して待ちたいですね。