こんにちは!管理人まさおです。
ただその経緯は記事として紹介されており時系列ではまとめられていなかったため、個人的に記事から拾って整理してみました。
2022.07 | 私的整理手続き開始 |
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2020.03 | 金融機関等に自主再生計画案を提示 |
2023.09 | 同月末期限の金融機関への元利金や店舗の賃料が支払い不可能に |
2023.10.02 | 遊技機関連設備メーカーへの支払手形で不渡り発生 |
2023.10.30 | 東京地方裁判所に民事再生法適用を申請 |
2023.11.02 | 債権者説明会 |
ちなみにBankers(バンカーズ)での同社への貸付ファンドの募集は2023年6月24日~7月13日となっています。
このため私的整理手続きや自主再生計画案の提示の状況を把握できていたのか、それを把握した上での募集だったかは気になりますね。
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ガイア社の負債額などの状況について
なお記事によると2023年5月末時点のガイア社の負債は1133億円だったようです。
また現在はガイア社の民事再生のスポンサーには東証スタンダード上場のJトラスト社(8508)が選定され50億円の融資を受けたとのこと。
Jトラスト社はクラファン投資をしていると良く見かける名前ですね。
さらに主要取引先銀行からの38億円上限のDIPファイナンス(破綻企業向けのつなぎ融資)も受け、当面の資金繰りに不安はないそうです。
とは言え「資金繰りに不安は無い=返済猶予がある」という意味では無いでしょう。
また民事再生法の適用で今後は各債権者に債権額の減免交渉もありそうなので、バンカーズ投資分がどうなるか注視が必要そうですね。
募集時のバンカーズの認識について
もちろん詳細は不明ですが、ガイア社ファンドの投資家限定情報での貸借対照表には1133億円に近い負債合計の記載がありますね。
このためファンド募集時はバンカーズとしては負債を認識した上でも、返済の蓋然性が十分に高いと判断した物と思われます。
ただし記事によると2023年9月末時点の流動比率は24.5%で1年内に現金化可能な資産が負債の2割程度しか無かったともあります。
この点を踏まえると当初から担保の換価有りきでの貸付だった可能性もあるのかもしれませんね。
とは言え投資家としては今後もバンカーズを通してガイアの動向を注視していくしかありません。
先ほどのJトラスト社や金融機関からの融資で返済してくれないかなとか一瞬考えちゃいましたが、あまり甘く考えずに待つしかなさそうですね。
なんとかせめて元本割れは無いように応援してますので、バンカーズの中の方々の頑張りに期待したいと思います。