こんにちは!管理人まさおです。
現在、募集されている「ヴィレッジファンド1号 富山婦中町」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:7,100万円
- 想定利回り:5.0%(年率)
- 運用期間:約1年
- 劣後割合:50%
- 募集方式:先着式
ハロリノはその対象外のサービスの1つで、その理由は募集ファンドに複数のスキームが混在していてその判別が難しいためです。
例えば今回のファンドは不動産型CFですが、現在他に募集中の「SAUN9NE淡路島西海岸ファンド」はファンド型CFといった具合ですね。
スキーム欄の画像で目視確認すれば判別できますが、僕のプログラムでは画像解析まで出来ないため情報取得対象外としています。
ずっと以前に取得を試みていた時期もあったんですけどね、残念ながら現在は停止中です。
ファンドのスキームと特徴について
さて、という訳で前置きは終わりにしてファンドの内容自体をご紹介したいと思います。
今回のファンドは前述の通り不動産型CFですが、不動産特定共同事業法不動産投資型クラウドファンディングの根拠法で、不動産投資を小口化し...の第3・4号事業者が登場するパターンのスキームになっています。
このパターンはLEVECHY(れべちー)やTREC FUNDINGなども用いており、特別目的会社投資スキームに特別目的会社(SPC)を組み込むことで運営会社の倒産から...(SPC)の利用により倒産隔離が行われます。
具体的にはサービス事業会社が倒産したとしても、投資物件はその資産とは隔離されるため安全性も高められるということですね。
どうも100%隔離されるとは限らないようですが、少なくともSPCが無い場合よりは安全性は高められていそうですね。
またLEVECHY(れべちー)などでは投資に借入が併用されますが、このスキーム図を見る限りでは借り入れは行われていないようですね。
劣後出資割合50%について
最近他サービスで募集されるファンドでは10%を切ることも珍しくない劣後出資割合ですが、本ファンドの場合は50%と高めの設定。
この点については公式サイトでも「劣後出資50%で高い安全性を実現!」とアピールされており、確かに魅力的なポイントに感じられますね。
またちょっと面白いのが劣後出資を行うのがサービス会社だけでなく、他のプロの不動産会社など約10社が参加している点。
それだけ今回の事業が他社からも信頼されているということなんでしょうね。
こういった話は他サービスで(実際にはあるのかもしれませんが)目にしたことは無かったので、今回ご紹介しようと思った1つのポイントですね。
スケルトンハウスについて
なおファンド詳細の中で唐突に「スケルトンハウス」という言葉が出て来るのですが、これは運営会社の戸建て住宅のブランド名のようです。
また過去87棟が販売されており、全て想定通りもしくはそれを上回る売却利益が出ているとのこと。
つまり今回の物件も過去事例通りと想定した場合、劣後出資割合が50%無くても十分に利益が期待出来るファンドのようですね。
こういった点でご興味を持った方は、公式サイトで改めてファンド詳細をチェックしてみては如何でしょうか。