こんにちは!管理人まさおです。

今回募集される「渋谷区分マンションプロジェクト(不動産担保ファンド)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:5億円
- 想定利回り:8.00%(年率)
- 運用期間:約11ヵ月
- 保全方法:担保あり
- 募集方式:実質先着式

ちなみにその会社とは「エムトラスト株式会社」。
今までコモサスで何度も登場していますし、不動産型CFの「ヤマワケエステート」の協力会社的なポジションでも良く見かけますよね。
そして何度もこうやって登場しているということはそれだけ資金を必要としている会社だと思われます。
ただし自分が知る限りでは同社が関わった不動産型/貸付型CFで問題が起きた話は耳にしていません。

とはいえ貸付型CFで資金を借りるのは銀行で借りられないような企業だという話もあります。
それは一部正解だと思いますが、例えば資金調達先の多様化であったり、銀行は短期での貸付をあまり行ってくれないなどの事情もあるようです。
このため後はみなさんも自分自身の目と勘とで調査してみて、問題が無さそうに感じたらそこから投資判断されてみては如何でしょうか。
今回の貸付に設定される担保について
今回のファンドの貸付にはファンドの物件(渋谷区渋谷の新築区分マンション・土地)に対して根抵当権第1順位の担保設定が行われます。

今回の貸付のLTVについて
また今回の貸付の LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... More (物件評価額に対する貸付金額の割合)は85.3%とやや高め。

とは言え渋谷区渋谷の新築物件が今回の運用期間(約11ヵ月)中に暴落するのもやや考えにくいですよね。
もちろん都市伝説的に語られている2025年7月5日のような話が起きれば別ですが。
またもちろんそれは流石に置いておくとしても投資に絶対は無いため、その辺も加味して改めて詳細をチェックしてみるのが良さそうですね。
呟き続けた甲斐があったのかも!?
今回のファンド説明で非常に驚いたのが、根抵当権の極度額がファンド詳細に明記されていた点です。
僕、このサイトで何度も「根抵当権の場合は極度額を示すべき」と書いてきた気もしますので、今回初めて明記を見てちょっと感動しています。

ちなみに極度額とはその範囲内であれば何度も借入・貸付が出来る最大金額のことですね。
これを踏まえるとつまり、先ほどのLTV「85.3%」は募集金額(貸付金額)の5億円基準の割合ですが、極度額で再計算すると100%を越えます。
ただし今回、正々堂々と極度額を掲載したということは恐らくこの基準で評価されても問題無いと考えられているのだと推察します。

そう言った意味で僕は寧ろ今回のファンドへの興味が増しましたが、みなさんは如何でしょうか。
もちろんこれを危ない橋と考えるも良し、逆に僕のように考えるのも良しです。
何れにしても後悔のような投資判断を継続していきたいですね。