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元本割れ0件の老舗貸付型CFサービス「オルタナバンク」の特徴を徹底調査!サービスのメリットやデメリットについて!
こんにちは!管理人まさおです。
まさお
2015年の開始から1件の償還遅延も元本割れもなく、5%以上の高利回りも狙える老舗サービスにご興味ありませんか?
そんな方には今回ご紹介するこちらのサービスがピッタリかもしれません。
オルタナバンクは投資金額1万円から投資が可能な貸付型クラウドファンディング(以下「貸付型CF」)サービスです。
また冒頭でご紹介した通り貸付型CFサービスでも古めの2015年からサービスを行っていながら過去1件の償還遅延も元本割れもなし。
さらに運営は証券会社(第一種金融商品取引業者)が行っていることから、急な破綻も比較的起きにくい点で安心感もあります。
まさお
ただし当サイトでは人気があるからと言って、デメリット面を確認せずに投資することは推奨していません。
そこで本記事ではオルタナバンクのサービス内容について、デメリットなども含めて徹底的に解説したいと思います。
オルタナバンクのサービス基本情報
まず最初にオルタナバンクの運営会社や振込先銀行など、サービス利用開始後にも役に立ちそうな情報を整理してご紹介しておきます。
運営会社 | SAMURAI証券株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区赤坂 |
上場区分 | 未上場 |
設立日 | 2002年2月(22年超) |
代表者 | 代表取締役社長 山口 慶一 |
サービス開始 | 2015年05月28日(9年超) |
ユーザー数 | 不明 |
最低投資金額 | 1万円〜 |
デポジット口座 | なし |
---|---|
振込先銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
入金方式 | 先入金方式 |
振込手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 投資家負担 |
運用手数料 | 0円 |
中途換金 | 原則不可 |
法人登録 | 可 |
まさお
出金先口座をGMOあおぞらネット銀行にしておくと出金時の振込手数料が無料になります。
オルタナバンクの募集ファンドについて
次にオルタナバンクの最新の募集ファンドのデータを集計してご紹介しておきます。
募集総額 | 592億2,340万円 |
---|---|
想定年利 | 0.00%~12.00% 平均約6.34% |
運用期間 | 1ヶ月~60ヶ月(5年) |
募集実績 | 392件 |
運用終了 | 235件 (元本割れ0件) |
※毎日夜間更新。正確な情報は公式サイトでご確認下さい。
※当該実績は過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
まさお
旧サービス(SAMURAI FUNDより前)のファンドとSAMURAI FUND時代の楽曲ファンドは含まれていません。
オルタナバンクの提供するサービスについて
オルタナバンクは金融商品取引法に基づき、SAMURAI証券株式会社が金融庁から許可を得て運営している貸付型CFのサービスです。
サービスを利用する投資家は、オルタナバンクによりファンド化された企業への貸付ファンドに最低1万円から投資を行うことが可能です。
またオルタナバンクの貸付先は国内外の企業などが厳選されており、ミドルリスク・ミドルリターンの投資と言えそうです。
まさお
もちろん定期預金などに比べて高利回りになるため、その分のリスクはありますけどね。
オルタナバンクでの投資の主なメリット
ここからはオルタナバンクの主なメリット面について少し掘り下げてご紹介しておきたいと思います。
第一種金融商品取引業者による運営
オルタナバンクは第一種金融用品取引業者であるSAMJURAI証券が運営しています。
また第一種金融商品取引業者は図の通り第二種業者に比べて最低資本金の下限や各種規制を受けることから第二種業者に比べて安定感があります。
セイムボート出資でのリスク共有
オルタナバンクは投資家と同じファンドに出資する「セイムボート出資」を行っています。
もちろん一緒に投資したから100%安全という訳ではありませんが、一緒にリスクを負うことで審査の目が厳しくなるなどの効果もありそうです。
運用中の資金の上下が無い
オルタナバンクというより貸付型・不動産投資型CFの一般的なメリットですが、運用中の資金は株価のように毎日上下することはありません。
このため仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうような方には合っている投資サービスだと思います。
オルタナバンクでの投資の主なデメリット
こちらでは、オルタナバンクの主なデメリット面についてご紹介しておきます。
元本や利回りは保証されない
オルタナバンクに限らず投資一般に言えることですが、元本や利回りは保証されません。
まさお
そもそも出資法により元本を保証して資金を集める行為は禁止されています。
もちろん貸付先はオルタナバンクが厳選しており実績からも元本割れの可能性は高くなさそうですが、不測の事態によるその可能性は残ります。
今のところは実際に元本棄損したファンドはありませんが、将来も発生しない保証はないことを理解して投資を行う必要があります。
運営会社が未上場企業
先ほどもご紹介した通りオルタナバンクは老舗の貸付型CFサービスで過去の元本割れも1件も発生していません。
ただし証券取引所に株式上場していないため、運営会社の経営状況の透明性を求める方にとっては投資に不安を覚えるかもしれませんね。
利益は総合課税対象の雑所得
定期預金や株式投資の利益は本業の所得とは別に一律の税率が課せられます。
所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%=20.315%
これに対して不動産型CFや貸付型CF投資で得られた利益は本業との総合課税対象の雑所得になります。
また本業と合計した所得は多くなればなるほど、累進課税により一定額を超えた部分の税率は高くなります。
まさお
例えば695万円を超えた部分には所得税だけで20%以上の税率が課され、さらに住民税10%も掛かります。
このため貸付型CFなどの投資は元々の所得が多い方にとっては、やや不利な投資方法と言えるかもしれません。
ただし給与所得や退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超えない場合は、所得税の確定申告は不要です。
オルタナバンクで投資を始めるには
オルタナバンクで投資を始めるには、次の3点を用意して新規口座開設ページから申込む必要があります。
- メールアドレス(ログインID、連絡用)
- 本人確認書類
- マイナンバー確認書類
このうちマイナンバー確認書類には次の資料が利用可能です。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード
- 住民票の写し(マイナンバー記載あり)
またオルタナバンクではオンライン本人確認には対応しておらずハガキ郵送での確認が必要になりますがその際に下記資料が必要になります。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 健康保険証(注意)
- 個人番号カード
- 印鑑証明書
- 住民票の写し
- 年金手帳
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
※顔写真付き書類の場合は1点、付いていない書類の場合は上記または公共料金の領収書等を合わせて2点提出が必要です。
なおハガキ郵送のため口座開設完了まで多少時間が必要となるため、急ぎたい場合は早めの登録がお勧めです。
まとめ
オルタナバンクは老舗貸付型CFサービスでありながら償還遅延も元本割れもなく、高利回りも狙えるサービスです。
もちろん投資サービスなので損をする可能性が絶対に無い訳ではありませんが、本記事でオルタナバンクの魅力が伝わってくださればと思います。
またきちんとデメリット面もご理解頂いた上で、他の投資手法、サービスなどとのポートフォリオの1つに加えてみては如何でしょうか。
おまけ「オルタナバンクの今までの主な出来事」
管理人まさおが独断と偏見に基づき、今までのオルタナバンクに関連する主な出来事をまとめています。
- 2002年AIP証券設立
- 2015.05.28スマートエクイティサービス開始
- 2017.10.16AIP証券がSAMURAI&J PARTNERS株式会社の子会社化
- 2017.12.15サービスリニューアル(⇒SAMURAI(CROWD))
- 2020.01.08サービスリニューアル(⇒SAMURAI FUND)※さくらソーシャルレンディングを吸収
- 2021.06.24SAMURAI証券がMBOにより独立
- 2023.01.06サービスリニューアル(⇒オルタナバンク)
まさお
かなり変遷を繰り返していますが、これでもきちんと償還遅延、元本割れ0件を継続しているのは優秀ですね。