こんにちは!管理人まさおです。
大家.com8号案件で9,000万円募集のところ、8,000万円の応募で募集期間終了、不足のあるままファンド成立となりました。
この場合、不足分の金額がどういった扱いになるかご存じですか?
- 総投資額をその分減らして投資実行
- 誰かが不足分を補填して投資実行
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答えは「2」の「誰かが不足分を補填して投資実行」です。
この「誰か」は皆さんも予想付くと思いますが、その投資の仕方については予想外の回答を頂きました。
このため、本記事では皆さんにその辺について深堀してご紹介したいと思います。
不足した資金の扱いについて
不足分の投資資金は大家.com側(グローベルス)がその分の金額を補填します。
優先出資9,000万円、劣後出資6,750万円の予定で応募金額が8,000万円だったため1,000万円の補填となります。
※基本的に優先出資額は投資家から募集するお金、劣後出資額は大家.com側が出すお金です。
このため大家.com側が劣後出資額に不足分を補填して投資実行・・・と思っていましたが、実は違いました。
では実際にどうかと言うと、大家.com側は優先出資側に1,000万円を補填します。
「えー」
と思う方もいるかもしれませんが、投資家側のリスクは元の条件と変わりません。
逆に大家.com側としても事前に提示した以上のリスクを負う責任もないため、考えてみると妥当な線ですね。
何故、満額成立に至らなかったのか
買取保証金額が低かった
以前の記事でご紹介しましたが、今回のファンドでは募集9,000万円に対して買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し...金額7,000万円の設定でした。
このためファンド失敗時は元本割れする可能性もあり、その点を気にした方の影響があったのかもしれません。
ただ他サービスではそもそも買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し...制度無しに投資している方も多いと思いますので、どこまで影響あったのでしょうか?
投資上限50万円の設定
今回のファンドには1人あたりの投資上限50万円が設定されていました。
#6,#7でも20万円が上限になっていましたが募集金額はそれぞれ3分の1で、比べてみると若干厳しめとなっていました。
もしかするとこの点と買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し...の件の相乗効果で応募が集まりにくくなってしまったのかもしれません。
管理人の投資状況は?
僕自身は10口10万円分の投資申込を行っています。
正直、買取保証一定期間中に対象不動産が売却出来ない場合に一定価格での買取を約束し...の件はありますが最近の大家.comの人気ぶりを見ると完売すると考えていたので少し予想外でした。
ただ、最終的に不足分を大家.com側が出してくれるため、投資申込しておいてラッキーだったと思っています。
何故なら優先/劣後の割合は変わりませんが、大家.com側の出資金額が増えることは確かだからです。
つまり大家.comがこの案件を成功させなければならない理由が増えたことになりますからね。