こんにちは!管理人まさおです。
新興国向けインパクト投資サービスがまた増加しそうです。
新興国向けインパクト投資の最大手ソーシャルレンディングサービスと言えばクラウドクレジットですね。
その次はCOMMOSUS(コモサス)やNEXT SHIFT FUND(募集停止中?)辺りでしょうか。
そして今回、その列に既存ソーシャルレンディングサービスのCOOLがその列に並ぶと言うニュースが入ってきました。
参考 ZUUと新興国向けインパクト投資を推進するファルスが資本業務提携を締結
ニュースの内容を簡単に要約
簡単に要約すると次のような内容でした。
- ZUU(東証マザーズ上場のCOOL親会社)とファルスが業務提携
- ファルスは新興国向けマイクロファイナンス事業などを行う企業
- 今後、COOLを活用してファンド組成や金融商品企画を推進予定
- ただし組成ファンドに関してはCOOLが独立して厳正に審査実施
投資先の国や地域がどこかについては未公開のため、その点については今後の追加発表を待つ必要がありそうです。
ファルス株式会社について
ファルス株式会社は実はあの「JC FINANCE PLC.」の親会社です。
と聞いてピンと来た方は相当のソーシャルレンディングマニアの方ですね?
そう、CAMPFIRE OwnersやNEXT SHIFT FUNDのカンボジア案件の貸付先企業です。
さらにファルスは今月1日にCAMPFIRE Ownersと「戦略的パートナーシップ」も結んだばかりでもあります。
参考 ファルス、CAMPFIREのグループ会社と戦略的パートナーシップ
こちらによれば、今後はカンボジア以外にケニア・ラオス・ミャンマー等への投資案件の募集もありそうです。
ただ気になるのが、COOLとCAMPFIRE Ownersの使い分けですが…投資家が混乱しないようにきちんと調整頂きたいですね。
新興国への投資は安全なの?
新興国投資と聞くと悩むかと思いますが…正直、不透明感は強いと感じています。
特にインパクト投資(社会的課題の解決を目指す投資)の場合、その理想が前面に強く出る傾向があるように感じます。
このためファンド説明を読んで「理想は分かるけど安全面がいまいち分からない」という事が多いように思います。
出来れば担保や保証を付けてどれくらい安全性を測っているか。
あるいはサービス側がセイムポート出資などにより安全性をアピールしてくれると、より投資しやすくなりそうですね。