こんにちは!管理人まさおです。
ちなみにその「ジャパン・プロパティーズ 不動産再生ファンド#1」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:5,000万円
- 予定利回り:5.0%(年率)
- 運用期間:約10ヵ月
- 保全方法:担保・保証なし
- 募集方式:先着式
主に中古不動産の再生(リノベーション)やオフィス物件のリーシング、不動産の資産管理などを執り行っている会社さんのようですね。
また同社は最近、不動産特定共同事業の電子取引業務の許可を受けたばかりみたいなんですよね。
この許可は不動産型CFサービスの必要条件のため、もしかすると同社は近々新たに不動産型CFサービスを開始するのかもしれませんね。
許可を受けたまま全然利用しない会社も多々あるので必ずとは言えませんが。
ただし若干特殊なサービスになるかも
多くの不動産型CFサービスは不動産特定共同事業法不動産投資型クラウドファンディングの根拠法で、不動産投資を小口化し...の第1/2号事業の許可を受けていますが同社は第3/4号事業の許可を受けています。
この第3/4号事業の不動産型CFサービスでは、第1/2号と違って実際の投資事業が特別目的会社投資スキームに特別目的会社(SPC)を組み込むことで運営会社の倒産から...(SPC)の元で執り行われます。
第3/4号事業の許可でサービス運営しているサービスには他に「TREC FUNDING」があります。
ちなみにSPCを利用してファンド運用が行われる場合、不動産型CFサービス運営会社が倒産してもファンド運用は継続される可能性が多々あります。
ただしSPCを設立するためのコストが必要となるため、利回りについてはほどほどとなるなどデメリット面も若干ありそうですけどね。
もう1つの不動産型CFサービス予備軍
さてCOOLの貸付先でもう1社、不動産型CFサービスを開始する可能性があるのは過去4ファンド募集のあった「山八商事」(2ファンド返済済)。
参考 自社で不動産クラウドファンディング組成を目指す山八商事の挑戦
こちらの記事はCOOLと同じ東証グロース市場上場ZUUグループ会社ZUUM-Aが運営するTHE OWNERで昨日公開された記事ですね。
また記事中で山八商事の代表取締役「鈴木俊介」氏が「不動産クラウドファンディングの準備を進めています」とはっきりと述べていました。
まだ具体的にどのような不動産が扱われるかは不明ですが、同社は1922年創業から100年を超えて存続している老舗企業。
これはまた楽しみなサービスになりそうですね。期待しています!