あと30億円ほどの投資応募でクラウドバンクの累計応募金額が1,000億円を突破します!
最近の応募ペースからするとあと1~2ヶ月以内には突破しそうです。
また1,000億円の突破はmaneo(約1,644億円)、SBIソーシャルレンディング(約1,366億)に次いで3番目のサービスとなりますね!
おめでとうございます(まだ早い)。
さて、そのクラウドバンクで現在、東証1部上場のスター・マイカ・ホールディングス(2975)コラボレーションファンドの募集が行われていますが、思ったよりも苦戦しているようです。
人気サービス、東証1部上場企業という条件がそろい募集金額も決して大きい訳では無いのに、何故苦戦しているのか、本記事ではその辺りについても考察してみたいと思います。
ファンドの基本的な情報
ファンド名 | スター・マイカ・ホールディングス【東証一部上場】コラボレーションファンド第2号 |
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運用利回り | 3.00%(年利換算) |
運用期間 | 約26ヵ月 |
保全方法 | 担保有 |
募集金額 | 3,000万円 |
必要資金 | 1万円~ |
申込方式 | 先着式 |
投資スケジュール
- 募集開始日2020年06月25日
- 募集終了日2020年06月29日
- 運用開始日2020年06月30日↑約26ヵ月↓
- 運用終了日2022年08月05日
意外に苦戦している理由
理由①利回りが低い
本ファンドの利回りは3.0%、それに対してクラウドバンクの実績平均利回りは7.09%と紹介されているため、利回りが低いと見られている可能性があります。
ただ、Funds(ファンズ)やCRE Funding(登録はFUELオンラインファンドで)で不動産関連上場企業に貸付けを行う場合は1.5~3.5%程度で募集されても即時完売している状況なんですよね。
このため単にクラウドバンク内だけで相対的に低いと錯覚されているだけかもしれません。
その辺りに気付いた方から順次、投資申込が増えて来る可能性もありそうですね。
理由②運用期間が長い
今回のファンドは運用期間が約26ヵ月と長い・・・この点については私も気になります。
運用期間が長いほど景気リスクの影響を受け、また最近のコロナ禍で今後景気が明るくなるビジョンが見えにくくなっていると思います。
ただ会員限定情報のため詳細は掲載出来ませんが、クラウドバンクは今後スター・マイカへの貸付を現在募集額の数十倍行い、最終的な弁済は7年後頃を予定しています。
つまりクラウドバンクはスター・マイカの事業は少なくともその期間はやっていけると判断をしているのだと思います。
現在募集中のファンドは、その7年の先頭2年と考えれば少し安心感も持てるかもしれませんね。
理由③キャンペーンファンド待ち
クラウドバンクは過去400億、500億、600億、700億円などの節目にキャッシュバックキャンペーンを行っています。
このため1,000億円突破が近い今、キャンペーンの実施まで資金を温存したいという方も多いのかもしれませんね。
ただ冒頭でご紹介した通り、最近の応募状況でも1,000億円突破まで1~2ヶ月程度は掛かりそうなため、温存し始めるにはまだ少し早いかもしれませんね笑
今回の投資ポイントとまとめ
今回の投資ポイント・・・というよりも苦戦の理由とその分析に次の3点を挙げてみました。
- 利回りは3.0%と低目に見えるが東証1部上場企業への貸付としては決して低い訳では無い
- 運用期間が約26ヶ月と長くリスクもあるが、クラウドバンクはより長い期間で貸付可能と判断している模様
- キャンペーンファンドのために資金を温存し始めるにはまだ早そう
とは言え、この中では運用期間を気にしている人が多いのでしょうね。
投資は決して無理して行うものでは無く、約26ヶ月間拘束されても生活に影響の無い方だけ、余裕資金の範囲で本ファンドへの投資を検討するのが良いと思います。