こんにちは!管理人まさおです。

今回募集される「沖縄県南風原町土地活用(26号)ファンド フェーズ1【抽選式】」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:5,000万円
- 想定利回り:9.00%(年率)
- 運用期間:約3ヵ月
- 劣後割合:9%
- 募集方式:抽選式

また今回はファンド名に「フェーズ1」とあるように複数のファンドと関連して運用を行う形となっています。

本ファンドのフェーズ構成
具体的には今回の投資対象土地の周辺土地をフェーズを分けて買い進める形のようです。

フェーズ毎の購入予定土地

最終的には買い進めた土地をひとまとめにして売却を目指すようですね。
「Why」と思うことが大切
今回のファンド説明を読んでいると「Why」、つまり「なぜ」と思う箇所がチラホラと出てきます。
例えば先ほどフェーズ分けして土地を買い進めるお話をしましたが、ファンド詳細には次のような説明があります。
元々の所有者様が本物件を何かしらうまく活用できないか~相談を頂き、購入をする物件~
これだけを読むと「ひとまとめにする」複数の土地を単一の地主の方が所有していたようにも読めます。

現在の登記上は別々でそれを合筆する話なのかもしれませんが、ちょっと説明不足感がありますね。
また最近、BATSUNAGUはファンド説明でそのポイントをまとめてくれるようになっています。

今回のファンドのポイント(一部抜粋)
ただこれも例えば「希少性の高い物件」の理由がここに記載されておらず、投資家はファンド詳細のどこに説明があるか探す必要があります。
この点については恐らく下記のような説明が「希少性の高さ」に通じているのかもしれません。
那覇空港へは車で30分ほど。那覇中心部や観光地へのアクセスもスムーズ~徒歩11分の場所には首里城公園~沖縄県の中でも屈指の観光地に近いこのエリアは需要が高く~

首里城は現在再建中で2026年秋に正殿完成予定のようなのである程度地価の上昇に影響はあるのかもしれません。
ただここまで考えないと「希少性の高さ」を想像できない(しかも意識が合っているか不明)ため、もう少し丁寧な説明が欲しいですね。
なおポイント2点目の「売却出口が想定されている」「物件の売却先が見えている」の方は根拠らしき文言を見つけることはできませんでした。

詳しく説明することでリスクを負いたくないのか、投資家目線で求められる内容を想像できていないのかは不明です。
もちろんBATSUNAGU側としてはファンド成功に自信があるからファンド組成しているのだと思います。
ただもう少し、投資家に対して分かりやすい文章でファンド募集を行って頂きたいかな、と思います。

例えばそれぞれのポイントの下に軽く、そのポイントの理由を書いておくのはどうでしょうか。