こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「船橋市夏見台団地区分マンション リノベーションファンド」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:300万円
- 想定利回り:10.0%(年率)
- 運用期間:約3ヵ月
- 劣後割合:約9.1%
- 募集方式:抽選式
BATSUNAGUは前回のファンド募集が2023年10月~11月頃でしたので、実に半年ぶりの募集。
そして今回のファンドの想定利回りは過去最高の10.0%、募集金額は最小の300万円、また運用期間は最短の3ヵ月となっています。
想定利回り10.0%、運用期間3ヵ月といった感じの条件は割と新規のサービスで見かける気がしますね。
また今回の募集までに半年程度空いたことを考えると、BATSUNAGUはサービスを気合を入れてリブートする心持ちなのかもしれませんね。
そう想像してみると今後、BATSUNAGUから注目の新ファンドなんかが続々登場するのでは、と個人的に密かに期待しています。
今回のファンドの投資対象不動産について
さて、今回のファンドの投資対象は千葉県船橋市に所在する中古マンション「夏見台住宅2号棟」の1室です。
築年月日 | 1968年3月(築56年) |
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物件種別 | マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上5階 |
全戸数 | 20戸 |
なお船橋駅は東京駅までJR総武線快速で25分、千葉駅まで15分程度の距離にある駅です。
このため今回の物件は東京圏、千葉市圏両方とも通勤など便利に住むことが出来る場所にあると言えそうですね。
今回の物件のリノベーションについて
また今回の物件は優先出資と劣後出資を足して330万円なのに対して、同マンションの最近の売買事例では900万~1,000万円程度となっています。
他の不動産型CFのファンドでは総出資金額(優先+劣後)+α程度が想定売買価格に近くなるため、この乖離は少し気になりますよね。
このためBATSUNAGU側に確認してみたところ「リノベーション費用はBATSUNAGU側持ちで別計上」という回答を貰いました。
これはつまり優先出資、劣後出資の上にさらにリノベーションにより価値向上した部分が乗って想定売買価格になることを意味しています。
つまり投資家からすると想定売買価格がリノベーション部分+劣後出資額を割って初めて元本割れする形ですね。
実際には他に利払いなど各種コストも乗るためそのままではありませんが、こういった点も考察に入れてみても面白そうですよね。
ただしもちろん投資に絶対はないため、それでも元本割れなどする可能性なども含めて投資判断されることをお薦めします。