こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「大田区久が原プロジェクト(不動産担保ファンド)」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億2,000万円
- 想定利回り:6.00%(年率)
- 運用期間:約6ヵ月
- 保全方法:担保あり
- 募集方式:先着式(ほぼ先入金)
また上記の条件だけを見ると至って普通(やや運用期間短め)のファンドですが貸付型がCOMMOSUSで多々見かけるエムトラスト社。
もちろん多々登場している中でも返済実績を積んでいればその点について問題ないのですが、同社の状況は同なのか、チェックしてみました。
エムトラスト社への貸付状況について
COMMOSUSからエムトラスト社への貸付ファンドは過去に下記の7件があります(見落としあったらスミマセン)。
このうち上5つは運用終了、下の2つが運用中となっておりその総募集金額および返済実績額、運用中金額は次の通りです。
- 総募集金額:5.8億円
- 返済実績額:3.4億円(約58.5%)
- 運用中金額:2.4億円
また上記状況に対して今回、さらに1.2億円の貸付を行うといった状況ですね。
ただし他の金融機関からの借り入れもあると思いますので、その点についてはご留意ください。
本ファンドの返済方針について
ちなみに本ファンドでの貸付に対する元本と利息分の返済は「本物件の売却または自己資金」によって行われる方針となっています。
ここで前者だけであれば返済原資が限定された「ノンリコースローン」となりそうですが、内容を見る限りでは返済原資の限定は無さそうですね。
もちろんエムトラスト社の返済余力の範囲に限られますが。
その上で他のエムトラスト社のファンドもそうですが、担保設定も行われるため同社が破綻しても一定の返済については期待出来そうですね。
なお今回の貸付には東京都大田区久が原の物件に対して根抵当権第1順位の担保設定が行われ、その LTVLTV(Loan to Value)とは担保評価額に対する貸付金額の割合で、貸付の安全性... は82.2%とのこと。
運用期間も6ヶ月と短いためあまり心配はない気もしますが根抵当権なので極度額の記載も欲しいところですね。
この辺は何度かCOMMOSUSにお願いはしていますので、今後に期待でしょうか。