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クラウドクレジット「【為替ヘッジあり】ジョージアマイクロローン事業者ファンド1号」を読み解く

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現在私はクラウドクレジットで「東欧金融事業者支援ファンド」「カメルーン中小企業支援プロジェクト」「欧州3か国個人向けローンファンド」「北欧個人向けローンファンド」「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド」に投資中です(分類すればこの5種類ですが、全体では7ファンド)。

ですが今までこの「ジョージアマイクロローン事業者ファンド」には一切投資を行っていませんでしたが、その理由は単純に【為替ヘッジあり】のファンドが提供されていなかった為です。

それが今回、初めてこの「ジョージアマイクロローン事業者ファンド」シリーズに【為替ヘッジあり】のファンドが登場しましたのでこちらのファンド内容を読み解いて見ます。

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ファンドの基本情報

基本情報
期待利回り 7.9%
運用期間 約13ヶ月
リスク対策 為替ヘッジ
保証 なし
募集総額 500万円(ただし募集状況次第で追加募集がありそうです)
最低投資金額 1万円~
募集期間 2016年12月1日~2016年12月15日
返済方法 満期一括

ファンドの詳細情報

こちらのファンド名は以前から聞いていましたが、その度に思っていたのは「ジョージア」ってどこやねん!・・・という感想です。

という訳でWikipediaで調べてみたところ、つい1年ちょっと前まで日本での呼称は「グルジア」となっており、2015年4月に政府呼称が変わり「ジョージア」となったようです。

うん。確かに「グルジア」という国名には記憶があります・・・が、そもそもどこにある国なのか、どんな国なのか全く知りませんでしたので、もう少し調べてみました。

ジョージアの位置する場所

ジョージアがある場所は黒海に面したトルコの右上でロシアの下の場所になります・・・と言われて、ようやく薄っすらと所在している場所が分かるような気がしてきました。またその他に隣接している国としてアルメニアとアゼルバイジャンがあるようです。

また以前はソビエト連邦の構成国の1つでしたが、1991年に独立を果たした国とのことですが、国土の位置している場所を考えると、さまざまな国の侵略、支配を受けた地域ではないかな・・・と想像する地域に位置していますね。

ジョージアの1人あたりGDP

ジョージアのGDPについて日本のGDPと比較できるサイトから1人あたりのGDP情報(2015年のもの)を得てみました。

日本・・・32,478.90US$

ジョージア・・・3,754.33US$

この数値だけを見ると約1/9ということでしょうか。

とは言えそもそもクラウドクレジットは日本よりもGDPの低い海外地域への投資(東欧や南米、アフリカなど)を主に扱っていますので、この値は参考程度にしてきます。

ファンドは2つの案件から構成されています

こちらのファンドはジョージアに投資する2つの案件から構成されています。

  1. クラウドクレジットのエストニア子会社を経由してジョージアの小口融資事業者を通じて投資する案件
  2. クラウドクレジットのエストニア子会社がMintosというP2Pレンディング(ソーシャルレンディングの類語ですね)を通じてジョージアに投資する案件

この2つのファンドに分けて投資する理由、およびその投資比率は公開されていませんので、これらの情報も公開されていればなお投資情報として適切になるのでは、と思いました。

リスク対策は大丈夫なの?

【為替ヘッジ】を除いたリスク対策として提示されているのは、ジョージアの小口融資事業者が「各種信用情報の分析や詐欺防止の為の指紋認証等、複合的なリスクマネジメントシステムを備えて」いるという点です。

その結果のためか「2016年6月時点の90日以上延滞債権が全体の6.5%水準という低水準を維持している」とのことで、我々投資家はこの辺りの情報を元に投資判断を行う必要があると考えています。

私は投資するかというと

現在私は個人的にソーシャルレンディング投資とは別の投資で資金移動がしづらい状況にあるのですが、そちらの資金の開放が間に合えばこちらのファンドに投資をしたいと考えています。

※12月という時期で分かる方には分かる投資先です。

投資判断理由は為替ヘッジ付きであること、他のソーシャルレンディングサービスを含めて他の海外地域へのソーシャルレンディング投資を行っていることから分散先として考えたいこと辺りになります。

追記(2016/12/15)

こちらのファンドへ10万円の投資を行いました。

クラウドクレジット
クラウドクレジット

海外投資と社会貢献(社会インパクト投資)の両方を追求することを目的としたソーシャルレンディングサービス。

  • 大手企業グループからの投資多
  • ユーザー数業界トップクラス
  • 高い利回り目安
  • 世界各国へ分散投資が可能
  • SDGsに合致した社会貢献投資も

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