不動産投資型クラウドファンディングの「FANTAS Funding」で6月22日(月)の正午12時から新ファンドの「医療従事者住まい支援PJ」が募集開始となります。
このファンドではその名の通り、募集資金で取得した空室マンションを医療従事者の方に無償貸出することで、投資家の方も間接的に医療者支援を行うことが出来ます。
ただ無償貸出ってことは分配は無しってことかな?
いいえ、予定分配率は1%です。
でもインカム重視型ファンドだし、分配原資は一体どこから・・・?
はい!そんなわけで個人的に興味をひかれましたので、本記事ではファンドの簡単な情報とその答えについてご紹介したいと思います。
ファンドの基本的な情報
ファンド名 | 医療従事者住まい支援PJ |
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運用利回り | 1.00%(年利換算) |
運用期間 | 約7ヵ月 |
保全方法 | 優先/劣後出資方式(FANTAS Fundingが20%を負担) |
募集金額 | 2,048万円 |
必要資金 | 1万円~ |
申込方式 | 先着式 |
投資スケジュール
- 募集開始日2020年06月22日 12時00分
- 募集終了日2020年06月24日 18時00分
- 運用開始日2020年07月01日↑約7ヵ月↓
- 運用終了日2021年01月15日
- 払戻予定2021年02月22日
次回優待出資権付き
今回のファンドは医療従事者支援により予定分配率が1%しか無い代わりに、次回優待出資権が付いています。
本件に10口以上ご出資いただいた投資家には、次回以降、新たにリリースを予定しております優待プロジェクトへ、一般募集に先んじてご応募いただける権利を付与させていただきます。
もし医療従事者支援そのものに興味が無い方も、この優待出資権狙いで本ファンドに応募するのも有りだと思います。
FANTAS Fundingで募集される、特に予定分配率が7~10%の高めのファンドは募集開始直後に完売してしまうため、優待対象のファンドに余裕を持って応募できるのは魅力的ですよね。
投資先の物件について
本ファンドの投資物件は東京都文京区湯島3丁目に所在する区分マンションです。
他のファンドと異なり番地・号までは公開されていませんが、恐らく医療従事者の方に提供されることからの配慮なのでしょう。
周辺地価の状況は上々
地価公示・地価調査 (2020年) – 全国地価マップで湯島3丁目周辺の地価を調査したところ2か所の地価公示情報が見つかり、いずれも2015年から5年連続大幅に地価が上昇していました。
また公示情報はいずれも商業地の情報でしたが、今回の投資先はマンションのため、コロナの影響はそこまで大きく無いのではないでしょうか。
分配原資の回答とは
さて今回のファンドの分配原資ですが、FANTAS Fundingに直接問合わせを行ったところ、すぐにお返事を頂きましたのでご紹介します。
3月無償提供後、早ければ10月には賃貸物件となる予定ですので、10月から年末までの3ケ月の賃料収入(年4%の1/4)を想定しております。
最初はFANTAS Fundingが自腹で1%分を分配するのかと想像しましたが、きちんと賃料収入を得てそこから分配されるとのことです。
分配原資が分かることで、少し安心して投資応募がしやすくなりますね。
今回の投資ポイントとまとめ
今回の投資ポイントをまとめると次の3点になります。
- ファンドへの投資で医療従事者への支援が出来る
- 10口以上の投資で次回優待出資権が貰える
- 物件売却損が出ても20%まではカバーされる
また本ファンドの翌日23日(火)12時から利回り3.5%のファンドが2本募集予定となっています。
このため、もし今回の記事で新たにご興味を持って頂けましたら、こちらから口座を開設を検討してみては如何でしょうか。
投資申込結果
本ファンドは利回りが1%と低目であること、そして10口で次回優待出資権が付く条件があったため、10口申し込みの方が多かったのか完売まで1時間掛かりましたね。
そしてもちろん管理人も無事に申込済み、ついでに翌日に募集された79号にも10万円ずつ無事に申込に成功しています。