貸付ファンドのFundsで8月14日(金)19時から新ファンドの募集があります。
今回の募集資金の貸付先は株式会社フリークアウト・ホールディングス(以下「FOHD社」)。
Fundsで初めての貸付先ですが、Fundsの貸付先らしく東証マザーズ上場の会社です。
そこで今回、FOHD自体と今回募集されるファンドの基本的な情報を簡単にまとめてみました。
もしお時間に余裕がありましたら、お付き合いよろしくお願いします。
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フリークアウト・ホールディングスについて
フリークアウトは国内外でネット広告をリアルタイムで取引する広告配信サービス(DSP(Demand-Side Platform)事業)を主力としています。
代表者 | 本田 謙(代表取締役社長) |
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上場市場 | 東証マザーズ(6094) |
設立日 | 2010年10月1日 |
上場日 | 2014年6月24日 |
資本金 | 33億3,383万円 |
従業員数 | 654人 |
平均年齢 | 35.1歳 |
平均給与 | 747万円 |
まだ設立から10年に満たない若い会社ですが、設立から4年もせずに上場を果たした勢いのある企業です。
ファンドの基本的な情報
まずは今回募集されるファンドの基本的な情報をご紹介します。
ファンド名 | フリークアウト広告事業ファンド#1 |
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運用利回り | 2.00%(年利換算) |
運用期間 | 約1年 |
保全方法 | 担保なし・保証なし |
募集金額 | 1億5,000万円 |
必要資金 | 1円~ |
返済方法 | 満期一括 |
申込方式 | 先着式 ※抽選募集なし |
ソーシャルレンディングに比べると利回り低めですが、上場企業への貸付への信頼感からFundsで募集されるファンドは毎回短時間で完売します。
投資スケジュール
- 募集開始日2020年08月14日 19時
- 募集終了日2020年08月28日 15時
- 運用開始日2020年09月04日↑約1年↓
- 運用終了日2021年08月31日
ファンドの枠組み
本ファンドで募集した資金の借り手はFOHD社ですが、FOHD社は同資金を100%子会社の本田商事に貸し付けます。
この場合、本田商事が破綻(デフォルト)しても投資元本に影響はありませんが、FOHD社が破綻してしまうと影響を受けてしまう可能性があります。
ファンド組成企業のFOCF社が破綻しても影響ありますが、FOHD社の100%子会社のため、流石にFOHD社の返済を残して先に倒れる可能性は低そうです。
フリークアウト・ホールディングス社の状況について
この枠組みのため、投資判断を行う際はFOHD社の状況を把握しておく必要があります。
このためFundsで紹介されているポイントなどをまとめてご紹介します。
- 2020年5月15日公表の決算説明資料時点の連結売上は堅調に推移
- 国内広告事業の収益性が改善し、海外広告も黒字で推移中
- 6月に40億円超の資金調達を実施し財務状況が改善
- 株価は3月の下落後に持ち直したが、資金調達の影響でか7月にまた下落している
株価は少し気になりますがFundsは恐らくそこも見てファンド募集を行っていると思われますので、そこまで気にする必要は無いかもしれませんね。
なおFunds上では他にも本田商事の事業内容など色々と説明されているため、投資を行う前に必ずご確認をお願いします。
今回の投資ポイントとまとめ
今回の投資ポイントには次の3点を挙げてみました。
- 利回りは2.0%と低めだがFundsではこの辺りが標準となりつつある
- 運用期間1年の間にFOHD社が破綻しなければ大きな元本影響は無い見込み
- 6月の資金調達で財務状況が改善している点はプラス評価
今回の募集金額は1億5,000万円とそこそこ大きい金額です。
またFundsは後入金が可能となっています。
このため募集開始時の人気度を見て投資を行うか決めても良いかもしれません。
ただ、それでも短時間で完売してしまう可能性があるのがFunds。
少しでも投資を考えている方は、パソコン前の張り付きが必至です。