貸付投資の「Funds」で本日19時から東証1部上場の不動産関連会社、株式会社インテリックスへの9号目のファンドが募集予定となっています。
Fundsと言えば上場企業向けの貸付に参加できるサービスですが、その中でも本ファンドは最多回数の募集が行われている人気シリーズとなっています。
このため本記事では、そのシリーズ全体の現在の状況や、貸付先であるインテリックスの業績予想なども合わせてご紹介しますので、投資判断の何かご参考になればと思います。
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ファンドの基本的な情報
ファンド名 | リースバック事業「あんばい」ファンド#9 |
---|---|
運用利回り | 1.70%(年利換算) |
運用期間 | 約11ヶ月 |
担保/保証 | なし/なし |
募集金額 | 5,000万円 |
必要資金 | 1円~ |
返済方法 | 一括返済 |
申込方式 | 先着式 |
投資スケジュール
- 募集開始2020年07月03日 19時
- 募集終了2020年07月10日 15時
- 運用開始2020年07月17日↑約11ヶ月↓
- 運用終了2021年06月30日
あんばいシリーズ全体の現在の状況
あんばいシリーズでは#8までに8億5,900万円の貸付が行われ、うち#1の1億円が返済済みです。
また#2もこの6月30日に運用終了となり、その2億4,400万円の返済と入れ替わりに#9で5,000万円の貸付が行われる形となります。
# | 利回り | 募集金額 | 運用期間 | 運用終了 |
---|---|---|---|---|
1 | 3.50% | 1億0,000万円 | 9ヶ月 | 2020年02月29日 |
2 | 3.00% | 2億4,400万円 | 11ヶ月 | 2020年06月30日 |
3 | 2.50% | 5,600万円 | 11ヶ月 | 2020年08月31日 |
4 | 2.00% | 9,700万円 | 12ヶ月 | 2020年11月30日 |
5 | 2.00% | 1億9,300万円 | 12ヶ月 | 2021年01月31日 |
6 | 2.00% | 9,000万円 | 12ヶ月 | 2021年02月28日 |
7 | 2.00% | 2,900万円 | 18ヶ月 | 2021年10月31日 |
8 | 1.60% | 5,000万円 | 9ヶ月 | 2021年03月31日 |
※Funds上ではまだ#2は「運用中」表記のままですが、遅延していたら#9の募集は行われないでしょう。
株式会社インテリックスの状況
本ファンドでの貸付先の「株式会社インテリックス」は6月30日に新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2020年5月期の連結業績予想の各数値を下げています。
PDF 通期業績予想の修正に関するお知らせ(株式会社インテリックス)
今期修正前 | 今期修正後 | 前期業績 | |
---|---|---|---|
売上高 | 42,182 | 37,863 | 36,981 |
営業利益 | 1,164 | 1,109 | 1,672 |
経常利益 | 741 | 757 | 1,362 |
当期純利益 | 500 | 502 | 832 |
このうち、営業利益、経常利益、純利益が前期から大幅減となっているのは計画通りのようです(中古マンション、物件取得増による影響など)。
また今期の売上高は修正後でも前期を上回る予想となっていますので、コロナ禍の影響は現状では大きく出てはいないようです。
今回の投資ポイントとまとめ
今回の投資ポイントには次の3点を挙げてみました。
- 東証1部上場企業への貸付のためリスクは低め
- また業績もコロナ影響は見られるがまだ大きな影響は無さそう
- 同シリーズはすでに返済実績があり分配も予定通りに行われている
ただやはり利回り1.7%と言うのは気になりますね・・・
とは言え前回の#8が利回り1.6%できちんと完売していることを考えると、今回のファンド募集でも恐らく無事に完売するのではないかと想像しています。
このご時世、利回り高めのリスク高めファンドよりも利回りが低くてもリスクの低そうなファンドの人気が高まっているかもしれませんね。
なお同じく東証1部の不動産会社関連の投資にご興味がある方は、Rimple(リンプル)やCRE Fundingなども人気のサービスとなっていますので、もし良かったらご参考下さい。