海外不動産ソーシャルレンディングのガイアファンディングで新シリーズのファンド「ダラスファミリーホームファンド1号」の募集が行われています。
ダラスといえばテキサス州の大都市ですが、ガイアファンディングさんでは今まで「テキサススターローンファンド」を40号まで募集しており、今回どのような理由で分けたのかが気になりましたので、過去のファンドの投資先地域をまとめてみました。
投資先地域 | 募集号 |
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ヒューストン ヒューストンハイツ地区 | 1号 |
ダラス プレイノ地区 | 2-5,7,9-10,12号 |
ダラス フリスコ地区 | 6,8号 |
フォートワース市 | 20,26,32号 |
コリン郡アレン市 | 13-14号 |
ガーランド市 | 15,19号 |
コリン・ダラス群サックス市 | 16-17号 |
マッキニー市 | 18号 |
タラント郡アーリントン市 | 21号 |
タラント郡サジナウ市 | 22号 |
マンヴェル市 | 23-28,31,35-37,40 |
グランドプレーリー市(ダラス郡、タラント郡、エリス郡に跨る) | 29-30,33-34,38-39 |
こうして見ると過去に「ダラス プレイノ地区」と「ダラス フリスコ地区」として募集されたファンドが分かりました。
ただ、詳しく調べてみると両地域とも正確にはダラスの郊外都市で、プレイノのコリン群、フリスコはコリン郡とデントン郡に跨る都市とのことでした。
これに対して本ファンドはテキサス州ダラス郡の郡庁所在地ダラス市のサウス・ダラス地区に建設する一軒家に投資する予定となっており、正真正銘のダラスに投資するファンドということのようです。
さて、折角ここまでまとめましたので、ついでに本ファンドの情報についても簡単ではありますが、確認しておきたいと思います。
ファンドの基本情報
案件1
基本情報 | |
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期待利回り | 9.0% |
運用期間 | 10か月(2017年11月27日~2018年09月18日予定) |
担保/保証 | 担保:約1850万円(完成後の予定評価額、担保順位1位) / 保証:なし |
募集総額 | 1,450万円 |
最低投資金額 | 2万円~ |
案件2
基本情報 | |
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期待利回り | 9.0% |
運用期間 | 10か月(2017年11月27日~2018年09月18日予定) |
担保/保証 | 担保:なし / 保証:なし |
募集総額 | 180万円 |
最低投資金額 | 2万円~ |
ファンドの詳細情報
案件2については詳細が述べられていませんので案件1について確認します。
今回の案件1では、米国向け不動産融資を行う事業者R社への仕入れ資金(土地購入代、工事費等)の融資を行い、R社の購入物件がサウス・ダラス地区に建設する一軒家となっています。
また募集総額1,450万円に対して担保の完成後の予定評価額が約1850万円となっており、担保余力が20%以上確保されている点は良いのではないでしょうか。
ただし、投資先のファンドについては下記のようなリスクについても考慮に入れておく必要があります。
- 担保の完成後の予定評価額はある時点の為替レートに基づいており為替変動の影響を受けること。
- 事業者R社が倒産などする可能性。
- 自然災害などにより物件が完成しない可能性。
とはいえガイアファンディングさんでも現時点まではデフォルトの発生は無く、利回りも9~10%程度と高く設定されており、また国内のファンドだけに飽きていたりリスク分散を行いたい方は検討してみるのも良いと考えています。
実際、自分もガイアファンディングさんではそれなりの金額を運用させて貰っています。
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