沖縄発クラウドファンディングとして軍用地担保ローンファンドなど、沖縄ならではのファンドを取り扱っている「ポケットファンディング」で2018年9月11日(火)17時から「PF一部不動産担保ローン9号」の募集が予定されています。
この今回のファンドは沖縄ならではといえる「外人住宅」を不動産担保とした案件となっており、条件も十分魅力的に感じられましたのでその内容についてご紹介します。
ファンドの基本的な情報
ファンド名 | PF一部不動産担保ローン9号 |
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運用利回り | 6.90%(年利換算) |
運用期間 | 約9ヵ月 |
募集予定 | 2018年9月11日17時~ |
担保/保証 | 担保付 |
募集金額 | 192万円 |
必要資金 | 1万円~ |
返済方法 | 一括返済 |
運用利回りの評価
本ファンドの運用利回りは6.90%(年利換算)とソーシャルレンディング投資ファンドの中ではほどほどの水準で設定されています。
ファンドのリスクは利回りにサービス運営会社の手数料(事業者スプレッド、営業者報酬)分を加えた利率に応じて高くなるため事業者が公開している場合は手数料も確認しておきましょう。
担保/保証の評価
本ファンドは担保によりリスク軽減が図られているため、その内容と利回りのバランスから総合的に安全そうだと判断できれば、実際に投資申込をしてみるのも良いかと思います。
担保は募集総額に対して何%分の評価額の担保が設定されているか、また運用期間中にどの程度価格が下落する可能性があるかを想定しておくことが大切です。
担保物件の評価
「外人住宅」ってどんな建物?
本ファンドの担保物件となる「外人住宅」は、米軍関係者向けに建築された鉄筋コンクリート造りの平屋住宅のことで住宅やカフェ、雑貨店、エステサロン等に転用され、女性にも人気の高い物件となっています。
物件の所在地に関する情報
今回の担保物件は那覇市内の閑静な住宅地に所在し、
担保余力の評価
本ファンドの担保余力は30%以上が確保されており、かなり安全性に配慮された設定となっています。
担保評価額 | 502万9,970円 | – |
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極度額(※) | 350万円 | 69.6% |
※他のファンドなどでこの担保を利用しても最大この金額までしか使用できないという金額
注意事項
鉄筋コンクリート造りのためそこまで大きな影響は無いかもしれませんが、「外人住宅」の多くは1950~70年代に建築されており、築年数が50年を超えている可能性があることは想定しておく必要がありそうです。
運用期間の評価
本ファンドの運用期間はほどほどの長さに設定されていますので、直近に大きな出費予定がなければ申込を検討してみるのも良いかと思います。
また今回の運用期間が短いほど運用期間前後の利回計算対象期間(貸付、返済の準備期間など)の影響により実質利回りが下がる傾向にあります。
例えば運用期間1か月、利回り12%(年利換算)のファンドに前後の準備期間が1か月ある場合、実質利回りは6%になります。
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