こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「日中サービス支援型障がい者グループホーム 『ビーハック千葉』」ファンドの主な募集条件はこちら。
- 募集金額:1億7,140万円
- 予定利回り:5.0%(年率)
- 運用期間:約8ヵ月
- 劣後出資割合:約10%
- 募集方式:先着式
ただし実際にどの程度貰えそうなのか分かりにくかったので、いくつかの仮定を交えて計算を行ってみました!
すると意外に「う~ん」と感じてしまう計算結果となってしまいましたので、本記事でその結果をご紹介したいと思います。
実際に貰える山分けポイントの参考値を計算してみる
まず今回実施されている100万ポイント山分けキャンペーンの条件を整理してみます。
- 2023年1月中に出資した全投資家で100万ポイントを山分け
- 案件別に10万円以上の出資で1カウント
- 1カウントで貰えるポイントは最大1万ポイント
つまり1案件毎にピッタリ10万円の出資を行うことで、出資金額に対して貰えるポイントを最大化することが出来ることになりますね。
条件が「10万円以上」ではなく「10万円毎」だと出資金額を増やしても費用対効果が落ちにくくなるんですけどね。
次に本来であれば1月中の全ファンドが対象ですが他案件は未公開のため、まずは今回のファンドのみを前提に次の条件で計算をしてみます。
- 全投資家が10万円以上を出資する
- 全投資家が下記で前提とする平均投資額ちょうどで投資を行う
- 平均投資金額は10、30、50万円とする
また今回の募集金額は1億7,140万円のためそれぞれ計算を行うと次の結果になりました。
平均投資額 | 投資家数 | ポイント数 |
---|---|---|
10万円 | 1,714人 | 583P |
30万円 | 571人 | 1,751P |
50万円 | 342人 | 2,923P |
利回りくんではファンド毎の投資家数が不明のため平均投資額は不明ですが感覚で30ちょっとでしょうか。
つまり上記前提に正しければ、2,000P近く貰えることになりそうですね。
ただし実際には平均投資額が大きくなるほど最大/最小投資金額の差が大きくなり投資家人数も増える傾向にあることが想定されます。
このため実際に貰えるポイントは(感覚的な話で申し訳ありませんが)良くても1,500ポイント程度がやっとでしょうか。
また今月他のファンド募集があるとさらに分散されるため1ファンドのみの出資だと1,000Pも貰えない可能性もありそうですね。
利回りくんの例を逆算してみると・・・
ちなみに今回の利回りくんのキャンペーンページに次のようなサンプルが掲載されていました。
では実際にこの出資人数となった場合、今回のファンドの募集金額1億7,140万円に対する平均投資金額がどうなるか計算してみました。
出資人数 | 平均投資額 |
---|---|
50名 | 342.8万円 |
100名 | 171.4万円 |
200名 | 85.7万円 |
一応、他サービスでは平均投資金額が100万を超えた例もあるため無いとは言えませんがなかなか出ない平均投資金額に見えますね。
また今回以外のファンド募集もあるとさらに平均投資額が上がるため、ちょっと考えにくい数字ではないでしょうか。
このため、今回の投資判断を行う際には利回りくんの例の5,000P貰えるようなイメージは持たないことをお勧めします。
とは言え今回のファンドは社会課題解決の意義もあり、ほどほどの利回りで出口も見えていそうなため悪くなさそうには思ってますけどね。
みなさんも投資判断の際は過剰に期待せず、ファンドやキャンペーン内容を現実的に分析して判断されることをお勧めします。