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CAPIMA10号ついでにFIT制度についても学ぼう

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こんにちは!管理人まさおです。

まさお
まさお
貸付型CFのCAPIMA(キャピマ)で8月28日(月)19時から新ファンドが募集開始の予定です!

参考 CAPIMA(キャピマ)のメリット・デメリット

今回募集される「再生可能エネルギー(小型風力)発電施設 開発ローンファンド」の主な募集条件はこちら。

  • 募集金額:4,000万円
  • 想定利回り:5.50%(年率)
  • 運用期間:約11ヵ月
  • 保全方法:担保あり
  • 募集方式:先着式
まさお
まさお
CAPIMAでは毎回「○号」とは付きませんが、ふと数えてみたら今回でちょうど10号目。

CAPIMAは後発の貸付型CFなので当初は苦戦していた感もありましたが、少しずつ人気が上がってきている感がありますね。

実際、前回の9号ファンドでは1,700万円の募集に対して1億564万円もの応募が集まっていました。

もちろん前回は抽選方式で今回は先着方式のため事情は異なりますが、どれだけ早く完売するか要注目のファンドになりそうですね。

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CAPIMA(キャピマ)

「担保評価額及び保全措置」について

さて、今回は担保の話を中心にご紹介しますが、細かい話をする前に分かりやすい金額的な面からご紹介しておきたいと思います。

本ファンドの担保価値の状況

こちらの図にあるように、今回は元の担保価値に掛け目80%を掛けた6,206万円のさらに64.5%程度の4,000万円の貸し付けとなっています。

この掛け目の根拠は恐らくCAPIMA独自の安全性基準と思われますが、大本の担保価値に対するLTVは51.5%程度になりそうですね。

まさお
まさお

金額的な側面から見れば一定の安心感はありそうな担保設定でしょうか。

ちなみに実際の担保内容は「貸付先の親会社の発電施設及び国が保証する固定価格買取制度(FIT制度)に基づく電力会社への売電債権」とのこと。

FITとは「再生可能エネルギーを1kWhあたり○円で△年間、特定事業者に買い取らせますよ」という制度ですね。

またFITの「○円で△年間」の部分は発電タイプ、発電量、認定年度などで異なりますが、今回は「55円で20年間(残存18.1年)」とのこと。

なお55円/1kWhの買取は非常に高単価なため現在は見直しが行われており、下記ページによると平成29年(2017年)を最後に消えています。

参考 過去の買取価格・期間等|FIT・FIP制度

このためこの55円/1kWhで買取を行って貰える権利は新たに取得可能なFITの権利よりもプレミア価値がついて取引される可能性もありそうですね。

まさお
まさお

そう、FIT権利(ID)は売買可能なんです。

なお今回のIDが2017年に取得されていた場合、「20年間(残存18.1年)」の条件は消費年数が1.9年しか無いため疑問が残ります。

これはCAPIMAのファンド詳細にありますが、ID取得後の利用開始(連係月)が2021年10月となっているためのようですね。

もちろん今回のファンドの運用期間で通常通り返済が行われれば、IDの売却などが我々投資家に関係してくることは無いでしょう。

ただ、こうやって担保の詳細内容を知っておけば安心感につながりますし、他の機会の投資判断にも何か役に立つこともあるかもしれませんね。

CAPIMA(キャピマ)
CAPIMA(キャピマ)

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