こんにちは!管理人まさおです。
今回募集される「保護犬・猫共生型グループホーム「わおん宇都宮」phase.2」の主な募集条件はこちら。
- 募集金額:2,963万円
- 想定利回り:5.50%(年率)
- 運用期間:約3年
- 保全方法:なし(任意組合型)
- 募集方式:先着式
また前回ファンドで2,726万円だった事業総額が今回は2,963万円にアップしています。
これは恐らく前回ファンドが空き家をリフォームするプロジェクトだったため、バリューアップにより物件評価額がアップした影響でしょうね。
また今回はそれ以外にも前回との比較で気になる点や今回のファンド単体で気になる点もいくつかありました。
このため、僕なりに感じたことをご紹介したいと思いますので、ご興味ありましたらお付き合い頂けますと幸いです。
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匿名組合型⇒任意組合型に
前回ファンドの募集形態は匿名組合型でしたが、今回は「出資額以上の損失が出る可能性もある」任意組合型に変更となっています。
物件の土地建物の出資分の価値は保有されることになるため滅多に無いとは思いますがご留意ください。
またこの影響で前回は5%程あった利回りくん運営会社による劣後出資が無くなっており、セイムボート出資も微妙な表現になっています。
恐らく一部出資もされるんだと思いますが、その割合などは契約成立前書面などでも探せませんでした。
また全体的には前回よりもリスクが上がっているイメージを受けましたが、代わり?に想定利回りは5.0⇒5.5%にアップしています。
運用期間は6ヵ月⇒3年間に
前回ファンドで空き家がリフォームしましたが今回は同物件を実際にグループホームとして運用し、その賃料を得るフェーズとなっています。
このため運用期間が長めになるのは理解できますが、クラウドファンディング投資家は長いファンドを好まない印象のため影響が気になりますね。
また今回のファンドは任意組合型のため、5年以上経過して売却すると税制上のメリットがあります(長期譲渡所得の影響)。
その点で今回のファンドの運用期間3年は何故その期間に設定しているか、利回りくん側の説明があると投資に対する理解が向上しそうですね。
売却戦略が見えると投資しやすく
ちなみに前回のファンドには「運用期間終了時は、株式会社シーラが自己保有資産として、対象不動産を買戻し」との説明がありました。
これに対して本ファンドにはそういった説明がないため、現時点ではその売却戦略が投資家に上手く説明されていない印象を受けました。
特に今回の物件は「保護犬・猫 共生型グループホーム」のため、3年後には室内にあちこち傷がつけられている可能性もありそうです。
そう言った状況だと購入意欲を見せやすいのは物件を運用する「株式会社アニスピホールディングス」ではないかと思われますが・・・
あるいはペット可住宅での売却も出来そうですが、そう言った説明もあると良さそうですね。
今回のファンドはそう言った点を気にされない方や、直接利回りくんに確認される方に向いたファンドのような感じでしょうか。