中国の深圳証券取引所上場のアートプラン株式会社が不動産投資型クラウドファンディングの新サービス「AP Funding」の事前会員登録の受付を開始しています。
最近は上場企業のサービスも増えてきましたが、中国で上場しているパターンは珍しいですね~。
という訳で今回の記事ではこの新サービスの事前会員登録前に知っておいた方が良さそうな情報をまとめましたので、何かご参考になればと思います。
サービスの主な特徴は?
現在公開されている情報からサービスの主な特徴をピックアップしておきます。
優先/劣後出資方式による投資スキーム
他の不動産投資型クラウドファンディングサービスと同様、AP Fundingでは優先/劣後出資方式により投資の安全性を高めるスキームが取られています。
用語 優先/劣後出資方式
また気になる劣後出資割合については未定のようですが、例では30%という数字が挙げられているため、最低でも20%以上は期待したいところですね。
多岐に渡るテーマ・目的を持つ、個性溢れる案件
AP Fundingでは次のような投資先が検討されています。
レジデンス(一棟および区分ワンルーム)、保育園、商業ビル、esports施設、地方創生案件、ホテル(旅館・リゾートホテル含む)、コンバージョン案件など
他のサービスでも良く見るラインナップが並んでいますが「esports施設」は珍しいですね。
ちなみにコンバージョン案件とはオフィスビルをマンションに変えたりするような建物の用途変更、転用のことを指しています。
想定利回りや運用期間など
その他、想定利回りや運用期間なども簡単にまとめてご紹介します。
想定利回り | 3.0~7.0%(年利換算・税引前) |
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想定運用期間 | 8ヵ月~ |
最低投資金額 | 1万円~ |
入金方式 | 後入金方式 |
後発サービスで国内上場企業ではないので、利回りはもう一声期待したいところですね笑
運営会社はどんな会社?
運営会社 | アートプラン株式会社 |
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資本金 | 1億円 |
代表取締役 | 松本 修 |
設立日 | 1998年6月19日 |
本社所在地 | 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー3F |
その他 |
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第1号ファンドの募集予定は?
第1号ファンドは近日募集開始予定となっていますが、実際のところは2020年8月以降の予定のようです。
またその投資対象には都内の中古マンションが予定されています。
事前会員登録について
現在行われている事前会員登録はGoogleフォームを利用して「氏名」と「メールアドレス」だけで良いので、気軽に登録できるようになっています。
恐らく本会員登録の開始時の案内が送られてくると思いますので、気になる方は忘れないうちに登録しておくと良いでしょう。